皆様年末年始はいかがお過ごしでしたか。
今週末で長いお休みも終わって、来週から職場復帰という方が多いのではないでしょうか。
新たな年の始まりですから、スロー・ダウンした心身をリ・スタートさせないといけませんね。
では気合を入れていただく意味で、今年最初にご紹介する一作目は、僕が10代の頃から敬愛して止まないアルト・サックス・プレイヤーの David Sanborn(デヴィッドサンボーン)の作品をご紹介しましょう。
彼の作品は何度か当ブログ内でも取り上げていますが、サンボーンの代表曲でもあり同時に作曲者である盟友 Marcus Miller(マーカス・ミラー)の最大の代表作でもある『Run For Cover』をお聴きください。
有名な楽曲でご存知の方も多いと思いますが、もうベースを弾いてる人ならプロからアマまで、誰でも一度はCOPYを目指すというほど、それそれはマーカスのいかしたスラップ奏法に目と耳がクギ付けになる作品ですね。激しいベースとサックスのバトルに刺激されつつ、どうかお休み明けへのエネルギーをチャージしてください。
David Sanborn & Marcus Miller / “Run For Cover”
(album: Straight to the Heart – 1984)
過去記事でも取り上げましたが、昨年亡くなったGeorge Duke (ジョージ・デューク)が二人に加わったスペシャル・ユニットとして2011年の東京でのライブで演奏した『Run For Cover』も、それぞれのソロ・パートがオリジナルとは全く違うものになってはいるものの、まさにJAZZでいうところのインター・プレイ(アドリブ)の醍醐味を感じさせてくれるそれは出色の出来映えの演奏なので、ぜひこちらも視聴してみてください。お互いのプレイをリスペクトした「三人の天才」のプレイに感謝・感謝です。
Marcus Miller, George Duke, David Sanborn / “Run for cover”
もうほとんど「音楽ブログ」と化していますが、今年は更に「新たなシリーズ」を展開する予定でいますので、マニアの方もそうでない方もお楽しみに。さてどんな展開になるのやら・・
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David Sanborn & Marcus Miller / “Run For Cover”
(album: Straight to the Heart – 1984)