2月下旬に発売された、多くの国内アーティストを大ヒットに導いたビッグ・プロデューサーであり作詞家でもある「松尾潔」氏による、初の書下ろし長編小説『永遠の仮眠』を読み終えた。 音楽制作者・ラジオDJをはじめマルチな才能で知られる松尾氏の、実に多面体な魅力の中でも、僕自身が最も敬愛してきたのは、松尾氏が学生時代から執筆していた SOUL/R&B 分野の洋楽CD(レコード)の「ライナーノーツ」上で見ることのできる、年齢にそぐわぬほどの豊富な「知見」であり研ぎ澄まされ […]
いつも変わらぬご訪問ありがとうございます。 年頭のご挨拶ができぬまま、コロナ禍で迎えた2021年も気付けば早いもので、もう2月も終わる頃。「梅」の便りが方々から聞こえてくるような、冬と春が行ったり来たりする「三寒四温」の季節となりました。車を運転していると、車窓から元気に咲き誇るパンジーなども頻繁に目にするようになってきました。 昨年よりご案内の通り、これまでブログの方へ頻繁に訪問して下さっていた皆さんには申し訳ないのですが、場所と端末を選ばない更新の容易さであるとか […]
コロナ禍で初めて経験する今年の秋ですが、列島各地からも台風等による大きな災害のニュースを耳にすることなく、ここのところ穏やかな秋らしい日々が続いています。朝夕はめっきりと涼しくなり、日暮れの時間がどんどん早くなってきました。 よろしければ、心地よい音楽でも聴きながら読み進めてください。 After Hours – Glenn Frey (album: After Hours – 2012) ここ数か月間繰り返しお伝え […]
暑中お見舞い申し上げます。 毎年のことですが、大人になってから年々暑さが苦手になる僕ですが、8月になってようやく梅雨が明けた途端に襲いかかるこのうだるような暑気に、もう既に降参気味です。 とはいえ、公園の小さな滝を流れ落ちる水飛沫には、本格的な夏の到来を感じます。 コロナ禍における今年の夏は、これまで経験した夏とはだいぶ勝手が違いますが、とにかく早めの水分補給と休息を忘れぬよう、どうか皆さまご自愛ください。 さて、暑さで夏場のブログ更新が進まないのは例年のことですが、 […]
いつもご訪問ありがとうございます。 はたと気付けば、今日で7月もおしまい。長すぎた「梅雨」と列島各地での「大雨による災害」。そして春先から続くコロナ禍で、仕事・子育て・学校等々、みな其々になかなか先の見通しが立たず、不安や苛立ちの続く毎日をお過ごしのことと思います。そんな大変な日常を、身近にあって、少しでも緩和してくれるのは、やはり「音楽」に尽きるのではと、いつも以上に感じる今日この頃です。 そんな状況のなか、多くの音楽好きの方ならすでにご存じのように、国内音楽界のト […]
実店舗営業当時、『FB』であれこれ振り回された過去の苦い経験から、誰からどこからお願いされようが、これまでずっと長いこと拒み続けてきた「SNS」(Twitter) を5/28より開始したのは、過去記事でお知らせした通りです。 すると何の因果か、ほぼ時を同じくして、5/25に米国ミネアポリス近郊で白人警察官に殺害された、善良な一市民であるアフリカ系アメリカ人男性「George Floyd」氏(ジョージ・フロイド)の死をきっかけとして、過去にもあった黒人への人種差別に対する抗議運動『Black Li […]
2020年5月25日にミネアポリス近郊で白人警察官に殺害された、善良な一市民であるアフリカ系アメリカ人男性「George Floyd」(ジョージ・フロイド)の死によって、コロナ禍の状況下であるにも関わらず、この事件に対する大規模な抗議活動が、ミネアポリスから全米中に広がりを見せている。 「公民権運動」からすでに半世紀が経過しているものの、この米国社会に根差した問題は、未だに解決策が見つからないでいる。 これまでも、ことあるごとに様々な記事の中でも触れてきたけれど、長い […]
かねてよりご要望の多かった「SNS」への対応ですが、重い腰を上げもがきながらも、ようやく準備が整い、「Twitter」をスタートさせたことを、広くブログ・リーダーの皆さまへお伝えいたします。 「コロナ禍」による影響や不安がまだまだ続く国内外の状況ですが、日本全土が一旦「緊急事態宣言」が解除となったばかりのこのタイミングでのスタートとなりました。 導入当初は、なにかとリプライや反応が遅れがちになると思われますが、徐々に学んでいきますので、どうかお手柔らかに。 「Mellows」です。 営業当時より […]
今日の朝刊を開くと、「天声人語」で先日逝去された映画監督の「大林宣彦」さんのことが取り上げられていた。 (天声人語)大林宣彦さんを悼む 代々医者の家に生まれた大林宣彦さんは、自分も同じ道に進もうと考えたことがある。医学部の入学試験を途中で投げ出し映画の道を選んだが、目指してきたのは「よく効く薬のように人を癒やせる映画」だったという▼「たとえていうなら、外科や内科のような診療科のひとつとして映画科があり、その科の医者になるようなものです」。映画を志す学生たちに投げかけた言葉が著書『最後の講義』にあ […]
今日は、寒い春の雪の週末となりました。 さて先日当サイトの「雑記」で取り上げた、ドイツの文化メディア担当大臣「モニカ・グリュッタース」氏の発言と、哲学者の「鷲田清一」さんによる朝日新聞のコラムに対しての、音楽プロデューサー「松尾潔」氏のツイートでしたが、とても考えさせられるトピックでした。 今日新たに、朝日新聞デジタル上に、世界的な音楽家「坂本龍一」氏のインタビュー記事が掲載され、同様にその話題に触れ、ご自身の見解を語ってらっしゃいました。(以下、抜粋) […]