- 2025/06/24
Coffee Break ~ Vol.22【雨音に耳を澄ませて】
6月が終わろうとしている。窓の外では静かに雨が降ったり止んだりしている。 まるで、空が少しだけ深呼吸をしているかのように。 雨の日は、街中でも、あるいは車窓から見える景色の輪郭が、少しだけ柔らかくなる。 人々の足取りも、どこか控えめで、傘の下で交わされる会話も、声を潜めるように優しい。 そんな静けさの中で、ふと立ち止まってみる。 珈琲の香りに包まれながら、「今日という日を、どう過ごそうか」と自分に […]
6月が終わろうとしている。窓の外では静かに雨が降ったり止んだりしている。 まるで、空が少しだけ深呼吸をしているかのように。 雨の日は、街中でも、あるいは車窓から見える景色の輪郭が、少しだけ柔らかくなる。 人々の足取りも、どこか控えめで、傘の下で交わされる会話も、声を潜めるように優しい。 そんな静けさの中で、ふと立ち止まってみる。 珈琲の香りに包まれながら、「今日という日を、どう過ごそうか」と自分に […]
日本列島が例年通り順当に「梅雨入り」した2025年6月、私たちはまたひとつ、歴史の転換点に立ち会っているのかもしれない。 イランのミサイルを迎撃するイスラエルのアイアンドーム・システム (6月18日テルアビブで、写真:AP/アフロ) イスラエルとイランの間で再燃した緊張は、ガザ地区との紛争も含め、単なる国境をめぐる争いではなく、より深い宗教的、政治的、そして歴史的な傷痕 […]
まあ兎にも角にも2024年の夏は、春先のいつ頃から始まり秋と呼ばれる時期のいつ頃まで続いたのか、もはや「不明」としか言いようのない、尋常ではない「暑すぎた、そして長すぎた夏」だったのではないでしょうか。「異常気象」といった単純な言葉では片付けられぬ、ここ十数年の季節感の激変ぶりには、開いた口も塞がらぬほどであり、この先の未来の気候がとても心配でなりません。 […]
それにしても2023年の夏は、常軌を逸した「暑すぎた夏」でした。加えて、11月に入ってからもここ関東地方では観測史上「夏日」が4度も記録されるという、まさに「異常気象」と呼ばざるを得ない状況でした。国連が警鐘を鳴らすため、「温暖化」を飛び越え NEXT STAGE の「地球沸騰化」という聞きたくもないワードまで発せられ、9月以降もSNSやWEBニュース上で飛び交っていたのも、つい先日のような気がし […]
これまで経験したことのない文字通りの「猛烈」な2023年の暑い熱い夏でしたが、みなさまはどう過ごされましたか。依然として終わりの見えないウクライナとロシアの戦争に加え、「地球沸騰化」と称されるほどの異常気象による世界各地における山林火災をはじめとする自然災害等々、テクノロジーの進化でより身近になった世界の状況はいつになく慌ただしい。そんなときには、やはり一瞬でも気持ちをリセットしてくれる音楽などの […]
まだ六月に入ったばかりだというのに、すこし気の早い台風が北上中。列島の南半分の地域に「梅雨入り」をもたらした梅雨前線が刺激されて、大雨の地域が拡大している。全国に点在する多くのダムも、貯水量との兼ね合いから放水を開始しているようで、河川の氾濫が心配だ。これからが本格的な雨の季節。どうか、穏やかにやり過ごせますようにと願わずにはいられない。 まもなく本格的な「雨の季節」に […]
変貌を遂げながら、未だ衰えを知らぬコロナ禍で過ごす秋も、もう三度目。 また、2022年2月24日にロシア・プーチン政権によるあまりに一方的な「ウクライナへの侵攻」は国際社会に衝撃を与え、今なお戦争の終結は見えていない、混とんとした状況が続いています。 コロナ禍以降は、発信の場を Twitter に移行し、ゆっくりなペースとはいえそれなりにフォロワーさんも増えたことで、かえってSNSで存在を認識して […]
コロナ禍で迎えた、二度目の今年の秋。ようやく出口に光明が見え始めた矢先に、また新たな変異株のニュースが。とはいえ、以前ほどは慌てずに対処できそうな感覚を覚えるのも、やはり二度のワクチン接種による、ささやかな安堵感なのかもしれません。 コロナ禍になって以降は、発信の場を Twitter に移行したことで、かえってSNSで存在を認識していただき、当ブログへお越しいただく方も増えてきたようです。実店舗「 […]
2月下旬に発売された、多くの国内アーティストを大ヒットに導いたビッグ・プロデューサーであり作詞家でもある「松尾潔」氏による、初の書下ろし長編小説『永遠の仮眠』を読み終えた。 音楽制作者・ラジオDJをはじめマルチな才能で知られる松尾氏の、実に多面体な魅力の中でも、僕自身が最も敬愛してきたのは、松尾氏が学生時代から執筆していた SOUL/R&B 分野の洋楽CD(レコ […]
いつも変わらぬご訪問ありがとうございます。 年頭のご挨拶ができぬまま、コロナ禍で迎えた2021年も気付けば早いもので、もう2月も終わる頃。「梅」の便りが方々から聞こえてくるような、冬と春が行ったり来たりする「三寒四温」の季節となりました。車を運転していると、車窓から元気に咲き誇るパンジーなども頻繁に目にするようになってきました。 昨年よりご案内の通り、これまでブログの方 […]