9月に入って何度か「秋らしい」話題を取り上げたというのに、この残暑ときたら、結構身に堪えている方も多いのではないでしょうか。とはいえなんだかんだ言っても、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」というのはほぼ間違いなく的中します。この週末の連休を過ぎた頃には、きっとがらっと空気が入れ替わることでしょう。というより、そうでなければいけませんよね、そろそろ。
以前 George Benson を取り上げたときからかなりアクセスが多いようなので、やっぱりメロウなギター・サウンドを聴きたがっている方が多いのを実感しています。おそらく僕のブログ内でこれまで紹介した曲の中で、ジョージ・ベンソンの曲が最も再生回数が多いようです。
そんなわけで、今日は Norman Brown(ノーマン・ブラウン)という、ジョージ・ベンソンのフォロアーとしても有名で、彼に負けず劣らずのテクニックとセンスでメロウなギターの音色を聴かせてくれるアーティストを紹介します。欧米では有名といっても、日本ではほとんど無名といっても差し支えないです。自分から意図的にWEBを駆使して外国のその分野のサイトででも調べない限り、現代の日本では若い層がこのようなジャンルの音楽を聴く機会にはなかなか恵まれないかもしれません。
“cafe Mellows” では、こういったカテゴリーの音楽も含め、もっと沢山の若い世代の人たちにどんどん紹介していきたいと思っています。
どうぞ、秋らしいサウンドをお楽しみ下さい。
Norman Brown / “Here’s My Number”
from the album “Sending My Love” 2010