朝食のバイキングをしっかり食べてから、今日もANAホテルを出発。
一昨日・昨日と京都の外周というか外側から観光してきたので、今日は市内中心部に点在する寺社を中心に巡る予定。
まずはホテル目の前の「二条城」へ。
でかいし、尊厳がある。幕府としては朝廷を監視するため、御所に劣らぬ規模のものを演出する必要があったのだろう。京都の観光名所の中で唯一神社仏閣でないところが、ここ二条城であることは、かなり有名な事実。
まずは庭園を先に散策。手の入った枝垂れ桜の剪定の技に驚き。もはや庭師の芸術といえようか。
残念ながら、世界遺産であり国宝でもあるため、内部の撮影は一切できず。再建したものでないため、建物自体に説得力がある。大政奉還の協議がなされた大広間は見ごたえあり。早く、まだ訪れたことのない次男坊に見せてあげたい。中坊のハナタレ小僧の時にはわからなかったけど、やはり今となっては歴史が変わったきっかけの場所だと実感し、思わず身震いする。
地下鉄烏丸線にて「京都御苑」へ。
でかいやたらでかい。周囲が1キロ四方以上とはでかすぎる。印象としては、昔行ったことのある、NYのセントラルパークといっしょかな。ようやくたどり着いた「御所」内部は宮内庁の許可が必要なため、見学できず。残念。
再び地下鉄烏丸線にて、京都駅方面へ。「東本願寺」と「西本願寺」を順番に訪れる。どちらもあまりにでかい寺院で、その巨大さに驚く。本堂に座り、しばしお経を聞く。
その後市バスにて、「東寺」へ移動。
寺院内の少し離れた場所から、TVで見慣れた五重塔を見る。なんだか、今年の行く年来る年を早く見たくなってきた。
市バスにて、「三十三間堂」に移動。
中学生以来の千手観音像を拝見する。なんてことだろう。あまりにすごい感動で、言葉にならない。いったいどんな思いで、この1001体の観音様を彫士たちは彫ったんだろうと。ただひたすらに、手を合わせるしかなかった。
いざ龍馬の闊歩した街へ
子供たちから頼まれていることもあり、坂本龍馬のもうひとつの故郷の伏見へ、京阪電車で向かう。
中書島駅に着くなり、観光協会やら地元商店街の「龍馬ゆかりの~」のような広告宣伝がすごい勢いであちこちにある。
着いたが、公開〆切時間を3分経過。残念無念、撃沈である。しかたなく写真だけ撮って、近くの龍馬道り商店街にある龍馬グッズ店の「龍馬館」へ。狭い店内に、ありとあらゆる龍馬グッズとちょっとだけ新撰組グッズも。息子たちに、それぞれいくつかの種類のお土産を買う。造り酒屋で有名な街並みを見ながら再び駅へ。
伏見からまっすぐANAホテルに戻り、遅い夕食を食べに外出。
東西線の三条で下車。店を探すが、飲み屋以外やってない時間。ある程度歩いたら、「晃庵」という京のおばんざいとうどんを食べさせてくれる飲み屋を発見。生中と湯葉サラダ、〆に創作海老芋うどんも食らう。
暖かいおもてなしとうまさに感動。いい気分で店を出ると、そこは龍馬の妻お龍の実家のあった跡地だと、史跡碑が建ってた。すごい偶然だが、そこらへんが京都の奥が深いとこなんだろう。
さりげなく「お龍」の実家跡地を示す史跡碑がある
ホテルに戻り、今日もよく歩いたので腰の痛みが引かず、風呂でゆっくり温まり、すぐに就寝。
Zzzzzz