George Michael (ジョージ・マイケル) まで、
亡くなってしまった。しかも、なんでこのクリスマスに..
(2012 LONDON Olympic Games – Closing Ceremony)
仕事から帰って、ブログの管理画面を覗くと、なぜかやたらに「ジョージ・マイケル」でのWORD検索で当サイトへ世界中から訪問する人が急増している様子なので、先日終えたばかりの今年の『Mellowなクリスマス・ソング~2016』で『Last Christmas(ラスト・クリスマス)』のカヴァーを取り上げた関係かと思っていたら...
「朝日デジタル」「ロイター」そしてあの「BBC」までもが、速報している。何かの間違いなんじゃないか。そう願いたい。
George Michael dies – BBC News
60年以上の歴史を誇る英国の権威ある音楽紙『NME(ニュー・ミュージカル・エクスプレス)』が運営する音楽サイト「NME.com」の日本版が次のように伝えている。
現地時間12月25日に亡くなったジョージ・マイケルだが、その死因について彼のマネージャーが語っている。
ジョージ・マイケルのマネージャーを務めるマイケル・リップマンは米『ビルボード』誌に「非常に打ちのめされています」と語っている。彼は現地時間のクリスマスの朝に電話を受けたとのことで、ジョージ・マイケルは「ベッドで穏やかに寝ているところ」を発見されたという。正確な亡くなった時刻は現時点では分からないものの、「まったく不審な点はなかった」とマイケル・リップマンは語っている。また、死因について心不全だと明かし、それは予期せぬものだっという。
ジョージ・マイケルの広報担当は次のような声明を発表している。「深い悲しみと共に、私たちの愛してきた息子であり、兄弟であり、友人であるジョージがクリスマスの時期に自宅で穏やかに息を引き取ったことを発表します。遺族はこの困難で動じやすい時期のためプライバシーの配慮を求めています。現時点でこれ以上のコメントはありません」 (出典:NME Japan)
また同サイトによれば、元「THE BEATLES」のポール・マッカートニーは、ジョージ・マイケルの訃報を受け、自身のサイトのブログを更新して、次の声明を発表している。「ジョージ・マイケルのスウィートなソウル・ミュージックは突然の訃報の後も生き続けるだろう。一緒に共演したいくつかの機会のなかでも彼の偉大な才能は常に伝わってきて、彼の自分を卑下するユーモアのセンスはそうした機会をより楽しいものにしてくれたんだ」 (出典:NME Japan)
George Michael – You Have Been Loved (Live)
もう今年はないだろうと思っていた矢先のことで、今年最大の個人的ショックな出来事だ。奇遇にも同じ1963年生まれで、明日自分も同じ53歳になるというこのタイミングで...本当に残念でならない。
詳細は時間が経過してからでないと何も分からないとは思うけど、この人は本当に繊細な感性の持ち主だったに違いない。そうでなければ、あれだけ聴衆の心の琴線に触れるような作品は生まれてくるはずがない。『You Have Been Loved』などはその際たる例だ。タイトル通り、ジョージあなたは世界中のファンから愛されていたし、これからも永遠にそうであることに変わりはないはず。でも、故プリンス同様に、世界はまた偉大なシンガーでありソング・ライターであるアーティストを失ってしまった。なんというこの忌まわしき2016年の幕引きだろうか。世界中の悲しみは当分のあいだ、癒えそうにもないだろう。
George Michael – The Long And Winding Road
(Live Royal Albert Hall 1999)
George Michael – Kissing A Fool
George Michael – Roxanne
George Michael – Star People ’97 (Live)
Queen & George Michael – Somebody To Love
(Freddie Mercury Tribute Concert ー 1992)
ジョージ、どうか安らかに眠ってください。 Rest In Peace ..