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世間では三連休の週末となりお仕事がお休みの方も多いと思われます。
数年前より国内に徐々に移植され、「ハロウィーン」同様に無理に創造された米国発のブームと言えば「Black Friday」ですが、なんだか少々違和感を感じるのは僕だけなのでしょうか。まあ消費活動が活気付くのはいいことですが、日本政府もわけのわからぬ消費税増税分のポイント還元だとか、何だかこの国の「税政」に関してはあまりに「チグハグ」な点が多すぎて、単なる思い付きみたいなことで、国民を無駄に混乱させることは、とにかく避けてほしいものです。
さてそれはそれとして、遅くなりましたが、流行り言葉になってますが「平成最後」の今年、2018年最初で最後の「MOMIJI 通信」です。
例年の習いですが、今年もかつての実店舗営業当時のお客様方が気になって、沢山ブログに来訪されているようです。皆さん、「モミジ」たちのこと、気に掛けていただいてほんとに感謝いたします。
「Mellows」閉店と共に我が家の小さな庭に移植された、営業当時のシンボル・ツリーの「モミジ」たちも、OPEN当初から数えるともう「8回目」の冬を越えようとしています。
皆さんも記憶に新しいとは思いますが、なにせ今年日本列島を襲った台風はあまりに多すぎ、ましてや被害を被った地域も規模もかつて例を見ないほどの状況でした。海沿いの地域では、海水が風雨に入り混じって遠い場所まで運ばれ、「銀杏」を代表する秋の美しい景観を彩る「銀杏並木」等が、「塩害」によって今年はシーズンが到来する前に、葉がほとんど落ちてしまったケースも多いと聞いています。
そんな頻繁に来襲した台風の影響で、ウチのモミジたちもどうかと心配しましたが、想像を絶する風雨の力で「葉っぱ」同士がこすれ合い、葉のカタチには少々痛々しい様子が覗えるものの、なんとかそれぞれ耐えに耐えて、ようやく秋を迎え色付くことができました。
「六株立ち」の「ヤマモミジ」は、昨年のような濃い紅色ではないもののすくすくと育ち、なんと「七株」目の枝(幹)が少しずつ太くなってきています。
そして、「Mellows」で一番人気だったコーナー席の横の「コハウチワカエデ」ですが、昨年の春先に大掛かりな剪定をしたのが功を奏し、残った若い枝に活力が出てきました。台風の襲来がなければ、もっときれいな葉のカタチを保持できたのかもしれませんが、例年の如く「緑~黄色」へ変わっていくその変遷は、生き物と季節の移ろいを強く感じさせてくれます。
デッキ・テラス横にあったいちばん若い「イロハモミジ」は、日中日当たりがあまりない玄関先にあるので、今年もやはり成長はゆっくりな印象です。紅く色が変わってゆくのには、あと一週間ほど掛かりそうな感じでしょうか。
さてさて、秋は芸術や音楽等々鑑賞するには、やはり最適な季節。「四季のある国に生まれてよかった」と思える、メロウな季節に感謝です。
イタリア人のキーボーディスト/コンポーザー/アレンジャー、そしてプロデューサーとして大活躍の『Papik』こと「Nerio Poggi」(ネリオ・ポッジ)の作品が心地よい、晩秋の日々。
Track-01: Figli delle stelle (feat. Danny Losito)
Track-02: Sensation That (feat. Wendy D. Lewis)
Track-03: Till the Next Somewhere (feat. Ely Bruna)
(album: Papik Smooth Experience – 2016)
※イタリアの奇才「Papik」の大人向けのサウンドが気になる方は、こちらの過去記事もどうぞ。