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新緑に誘われて

店舗の設計関連の相談で、先週木曜日に急遽長野入りすることになりました。
できれば高速代が節約できる週末がよかったのですが、前回は「ミスチル」渋滞で行く手を阻まれ、今週末は「福山雅治」のM-Waveでの長野公演があるせいで、市内のホテルは数ヶ月前からすべて満室といった状況だったので、それを避ける意味で予定を前倒しすることになりました。

丸二日間、打ち合わせで時間を費やし、ここのところ多忙を極めているせいで寝不足ということもあり、市内を観光するような気分的な余裕がありませんでした。善光寺さんをお参りできなかったのがちと残念ではありますが、前回先月にお邪魔した時よりずっと多くの観光客が長野市内にも戻ってきている様子で、ほんとに安心しました。やはり、元気な信州がいちばんですからね。とにかくよかったです。
集中的に打ち合わせをしたおかげで、帰る日の土曜日は市内に「福山渋滞」が発生する前に、長野市内を後にしました。途中、いつ行っても「もみじ」が美しい川中島の古戦場跡にある八幡原史跡公園に立ち寄り、青々とした元気がよく威勢のよい若いもみじの葉っぱたちに、溢れんばかりの元気を分けてもらうことができました。

DSCF0607.jpg新緑で溢れる川中島古戦場跡の「八幡原史跡公園」  いつ来ても、季節ごとの風景を楽しめます

 

皆さんは「もみじ」の葉がどうやってあんな風な形に成長していくかご存知ですか?
情けないことにというか嬉しいことに、僕は今回初めてその過程の一部ををこの目で見る機会に恵まれました。自宅や身近に「もみじ」の木がある人は、子どもでも知っているんでしょうけど、それを知らなかった僕にとっては嬉しい発見でした。
写真のとおり、小さな赤いプロペラのような小さな葉っぱの中心にもみじの「種」があって、風に乗ったその葉が落ちた新たな場所に根付き、子孫を増やしていくのだそうです。そのための「竹コプター」のような可愛らしい形なんだそうです。まったくもってビックリです。

DSCF0611.jpg陽に照らされて赤く目立っているのが「もみじ」の赤ちゃんです

DSCF0609.jpg赤い「竹コプター」のようでなんとも可愛らしいです

 

川中島でしばしもみじを愛でた後、店舗のレイアウト面で参考にさせていただいた松本市内にあるカフェに立ち寄る目的で、松本経由で帰ることにしました。
松本・安曇野方面に向かう途中、梓川SAでちょっと休憩をしました。さすがに、現在放送中の井上真央主演で人気のNHKの朝ドラ「おひさま」の反響で、安曇野方面の観光地はかなり全国的にも注目を浴びている様子です。お土産なども、タイアップ商品が山と積まれていました。もっとも、それがなくともよい所ですからね、人気が上昇するのは無理もないほどの、美しい安曇野や梓川の風景です。

 

DSCF0615.jpg梓川SAから望む、残雪の残る「常念岳」と「穂高連峰」

 

 

ちょっと気が引けたのですが、数枚もみじの葉を持ち帰らせていただきましたので、留守中に届いたばかりのサンプルの食器の一部に、そっと青いもみじの葉を置いてみました。
なかなかよいとは思いませんか?

DSCF0617.jpg青い「もみじ」っていいですね

 

とにかくなんだかえらく忙しくなってきた感がある今日この頃です。やりたいことをやれる幸せを噛みしめながら、努力を怠らず、しっかりと前を向いて一歩一歩進んで行きたいものです。