Category Archives: “Mellow Tunes” series

Mellow Tunes ~ Vol.266【Ralph Tresvant】

いつもご訪問ありがとうございます。
雨が降れば少し涼しくなっても、晴れた途端にもう真夏がすぐそこまで近づいて来ているのを感じつつある、梅雨も後半戦の今日この頃。
コロナ第2波とも思われる芳しくない状況下の中、都内では知事選のラスト・スパートで熱を帯びている様子。都民の皆さまにおかれましては、選挙当日は感染防止対策にも抜かりのないよう、他の道府県民にとっても大切な一票のため、どうか気をつけてお出かけください。

 

 

さて、お休みだった今日近隣の大きな公園の外周をウォーキングしながら、この時期の風物詩の数々を撮影していると、Twitter のフォロワーさんやフォローしている方々からの Tweet に、懐かしい名前を発見。こうしてブログ記事を書いてる最中にも、リスペクトする音楽ジャーナリストの「林 剛」さんも、さっそく話題にされていらっしゃるご様子。

そんな話題の主、『Ralph Tresvant』(ラルフ・トレスヴァント)は、今年で52歳になるようだけど、なんだか見た目は全く老化を感じさせない。相変わらずの細マッチョで「シュッ」とした美しい体型を維持していて、おそらく大変ストイックな努力家なのでしょう。
米国でも実に多数のイヴェントが中止となっていて、なかなか先が見通せない深刻なコロナ禍の下、本日リリースされた「ラルフ」の新曲(シングル)『All Mine』には、なんと盟友Johnny Gill」(ジョニー・ギル)も参加。これはもう、「New Edition」 をリアル・タイムで知る世代にとっては、もう堪らない共演。「ラルフ」と「ジョニー」は「NE」時代からそうですが、声質やヴォーカル・スタイルが被ることなく美しく調和することもあって、やっぱり今でもいい関係が続いているのでしょうか。歳を重ねても悪童のイメージが未だ払拭できない「ボビー・ブラウン」との人間関係とは、だいぶ事情が違うようです。もちろん、昔の「ボビー」の作品群は大好きですが。
(新曲『All Mine』の制作陣やインプレッションなどについては、林さんの情報を参考にしていただくのが間違いないので、ぜひそちらをチェックしてみてください。)

 

 

Ralph Tresvant feat. Johnny Gill – All Mine
(Released on: 2020-07-03)
 

元々甘く細い声質を持つ「ラルフ」ですが、さすがに声に年相応の大人の色気が加わってきたような印象があります。とはいえ、「ラルフ」の見た目のカッコよさはほとんど変わらない。ファンはどんどんおじさん・おばさんになっているというのに。
過去の「NE」時代からソロになるまで、3曲だけプレイ・リストにしてみました。よろしければご覧ください。3曲とも、当時は鉄壁の制作布陣『Jimmy Jam & Terry Lewis』(ジャム&ルイス)によるものですね。やっぱり今この時代に聴いても、スゴイとしか言えません。完璧。

 

Track 1: New Edition – “If It Isn’t Love” (1988)
Track 2: Ralph Tresvant – “Sensitivity” (1990)
Track 3: Ralph Tresvant – “When I Need Somebody” (1994)

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.265【Luther Vandross ~ Tribute】

いつもご訪問ありがとうございます。
毎年、「紫陽花」や「睡蓮」など雨が似合う植物が見頃の「梅雨」の真っ只中、7月に切り替わったばかりのカレンダーが、愛すべき「Luther Vandross」(ルーサー・ヴァンドロス)の命日がやってきたことを告げてくれる。

 

 

コロナ禍で在宅時間が増えたことなど、その他いくつかの要素が重なったことで、5月末に始めたばかりの「Twitter」では、「ルーサー」愛に溢れた世界中の人々の Tweet で溢れかえっていた。政治的な利用などよりも、僕個人としてはこんな「音楽愛」に満ち溢れた利用の仕方に、賛成票を投じたい。

「ルーサー」が、2005年に天に召されてから、早いもので15年もの月日が経過した。いつもブログの其処彼処で独り言のように呟いているけれど、たぶん熱心なルーサー・ファンの皆さんと同様に、彼に代わる存在を見つけることができないままでいる。「唯一無二」である稀代の「シンガー」だけに、仕方のないことと諦めてもいる。R&B/Soul Music ライターの「林 剛」さんが Tweet されていたように、「ルーサー・フォロワー」と呼べるアーティストは存在しないと。本当にその通り。ただただ納得する以外ない。

 


Luther Vandross – “Dance With My Father”

 

そんな「ルーサー」の「没後15年」となる節目の2020年、個人的に敬愛している「松尾潔」さん・「林 剛」さんよりもずっと早い時期から、「Soul Music」をはじめとする「黒人音楽」全般に関して、日本国内での普及に長年務められてこられた音楽評論家の『吉岡正晴』さんが、過去から取材を積み重ねてこられた膨大な記事の数々を再編集・追記なさった「ルーサー 追悼・特集記事」Part 1Part 2に分けて、『note』上で公開されました。
大変読み応えのある入魂の記事であるとともに、とりわけ晩年に「ルーサー」の代表曲となった『ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー』誕生おけるバック・グラウンド・ストーリーの紹介など、ファンであれば涙腺崩壊のエピソードの数々も。どうかこの機会に、ぜひご覧ください。
また、アーティストと同様に、「音楽ジャーナリスト」の方々に価値ある記事を継続して提供して戴けるよう、皆様からのサポートも併せてお願いいたします。

 


 


 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.264【Brian McKnight】

いつもご訪問ありがとうございます。
梅雨も中盤の今日この頃ですが、ブログ・リーダーの皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

もしコロナ禍の影響がなかったら、6月末から7月初旬に来日公演が予定されていた「Brian McKnight」(ブライアン・マックナイト)ですが、スタジオ録音アルバムとしては16枚目となる、約3年ぶりの新譜『Exodus』が本日リリースされ、各方面で話題となっています。「脱出・移住・移動」などの意があるワードの、アルバム・タイトル『Exodus』ですが、さて内容は如何に。

新しいパートナーとの生活がスタートしてからのリリースとなった、ニュー・アルバム『Exodus』ですが、彼らしい美しくも儚げなメロディとリリックで溢れた、特にこの2作品に耳が反応しました。『When I’m Gone』はリリックの冒頭に「Tokyo in spring, There’s no sleep without you..」のフレーズがあり、憶測ですが過去の東京公演時に書かれた作品かもしれません。一方『Neva Get Enuf Of U』は、昨年「Mellow Tunes ~ Vol.241」で一度紹介済みで、どちらもすでにシングルとしてリリースされている作品ですが、「大人による大人のための Love Song」 といったところでしょうか。これらの作品の醸し出す大人の落ち着き感が、なんだかとても有難く感じるのは僕だけではないはず。ぜひ、お手に取るなり配信で、熟成された作品群の数々を味わってみてください。

 


Brian McKnight
Track-1: When I’m Gone
Track-2: Neva Get Enuf Of U
(album: Exodus – 2020)

 

Twitter「Mellows Annex」を始めてからちょうど一ヶ月ほど。もとよりブログを直接訪問してくださる方々にとっては、ご訪問者の年齢層による影響もあるのか、なかなかSNSへの移行がスムーズには行われていないような印象です。休眠中の「facebook」のアカウントの方を確認すると、ブログ記事UPを促すような動きが増えているようで、やはり「プラット・フォーム」による読者層やフォロワー層の違いが、顕著に表れているような気がしています。実際のところ始めてみると、Twitter は限られた時間の中で即時に発信したいことをUPするにはとても便利・有効で、スピード感においては現存するSNSの中では飛び抜けている印象です。ただ、字数制限で一見無駄と思える「枝葉」の部分を切り落とされてしまうため、やはり考えの一部しか伝えることが難しく、ブログとSNSは使い分けが必至なのだと、そんな思いを強くしております。まあ、もとから「マイ・ペース」で、目障りで邪魔な広告を排除するため、誰からもどこからも制約されない自身のレンタルサーバー上で、ずっとスポンサー抜きでやってきたブログですから、これからも自由気ままに更新していくつもりですので、どうかよろしくお付き合いください。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.263【Doc Powell / Sho Kamijo】

いつもご訪問ありがとうございます。
音楽プロデューサーの「松尾」さんが、ラジオの「メロ夜」の中の人気コーナー「Songs In The Attic」で、最近1980年代の音楽を特集してたりするので、今日帰宅してからアナログ盤が収納されているクローゼットの中のレコードラックを漁っていたら、80年代モノが出てくるわ出てくるわで、あれも聴きたいこれも聴きたいで、もう時間が取れなくて困ってしまいました。アナログ盤はですね、デジタルではないので、手の掛かる子供みたいなものなんです。

 

 

今でもそうですが金銭的に余裕のない若い時分に買ったレコードというものは、ご同輩の皆さん同様に、50代後半になった今でも大切な宝物です。貧乏性の僕は、「レコ・ジャケ」が劣化するのが嫌で、当時「TOWER RECORDS」で入手した専用のラップ・カッターでそーっとシュリンク・ラップをカットしてから保管する、小心者のコレクターでしたので、ご覧の通り、1987年リリースのこちらのアルバムも、なんと「33年間」そんな状態を保っています。(ラップ上のシールはカビが生えてしまい少々お見苦しいですが..)

 

 

で、発見したのはこちら、『Doc Powell』(ドク・パウウェル)が過去にリリースしてきたアルバムの中でも、一番フェイヴァリットなソロ・デビュー・アルバムの『Love Is Where It’s At』。過去にも「メロウなギター弾き」のアーティストを数名取り上げてきましたが、まだまだ全然紹介しきれていないことに、改めて気付きました。因みにこちらは、1980年代後期のミュージック・シーンの特徴をよく語ることができる作品で、この頃は僕の大好物の「Jazz/Funk/Fusion/Soul/R&B/Black Contemporary」といったいわゆる黒人音楽に源流を持つカテゴリーのミュージシャンやアーティストが、いとも簡単にそのジャンルの垣根を越えて、文字通り「クロス・オーバー」していたとても興味深い時代でした。その証拠に、画像をご覧の通り、このアルバムには今は亡き「Luther Vandross」とそのツアーメンバーの「Lisa Fisher」「Kevin Owens」らががっちりとコーラスを固めていたり、もちろんルーサーの盟友「Marcus Miller」も参加と、それはそれは贅沢な内容のアルバムでした。
中でも「マーカス」ではなくて「トム・バーニー」のぶっ太いベースのイントロが鮮烈な『Bad Times』、そして『What’s Going On』のカヴァーは、世の中に星の数ほどあるインスト・カヴァー作品の中でも、いちばん好きなアレンジの作品です。

 


Track-1: Bad Times
Track-2: What’s Going On
(album:  Doc Powell – “Love Is Where It’s At” – 1987)

うーんメロウですねぇ。最高です。

 

そして、過去記事でも何度かご紹介させていただいた、3人のプロデューサー・チームによる Super なユニット『X-CHANGE』[Masaya Wada (vocal) / MANABOON (Keyboards) / Sho Kamijo (Guitar)] の、まだご紹介できていなかった「第3の男」、『上條頌』さんをご紹介しておきたいと思います。
上條さんはなんと、20歳の時に単身LAへ渡米し『Doc Powell』に師事した直系の愛弟子さんだそうです。よーく聴くと、確かにお二人にはサウンドやプレイ・スタイルに共通点が多く見受けられます。
昨年秋にリリースされた「CHEMISTRY」のアルバムに収録の、『X-CHANGE』名義でプロデュースした『Angel』の哀愁を帯びた印象的なギターのイントロで、多くのリスナーの心を掴んだのは記憶に新しいですね。
そんな上條さんですが、現在「長野市芸術館レジデントプロデューサー」といった肩書をお持ちのようで、Twitter を拝見しましたら、僕も個人的に縁が深い「長野市」、そして「長野市芸術館」のために最近制作されたという楽曲、『The Music Place』をお披露目されていました。
こちらは、80年代にFUSION音楽を聴きまくった世代の方にとっては、もう小躍りしてしまいそうなくらいのたまらないギター・フュージョン・サウンドの作品となっており、師匠の『Doc』さんと共に、どうしても紹介しておきたいと思いました。「和田」さんも「MANABOON」さんもマルチな才能をお持ちですが、「上條」さんのセンスも才能も尋常ではありませんね。『The Music Place』、みなさんも、ぜひ聴いてみてください。この極上の Groove と Cutting を体験しないのは、あまりにもったいない。

 


【MV】Sho Kamijo / Love U Love U
(album: Let’s Go Together – 2015)

そしてこちらのメロウなMVのバンドメンバーには、エロピに「MANABOON」さん、ドラムスは若手#1のT-SQUAREの「坂東慧」さん、そしてコーラスにはNY「アポロ」のアマチュア・ナイトでファイナリストとなった「高橋あず美」さん、ですね。国内屈指のこれだけの実力派アーティストが揃うと、実に壮観です。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.262【Keith Jarrett】

いくら天気がいいとはいっても、五月上旬の急な「夏日」の連続では、身も心もまだまだ準備が整っていないもの。ましてや、こんな状況下では、尚更のこと。自然の営みのように、何事も「程々」が有難く思える今日この頃。

 

 

5/8で75歳を迎えた Jazz ピアニストの『Keith Jarrett』(キース・ジャレット)が、ちょうど4年程前の2016年3月7日に、ハンガリーの首都ブダペストの国立ホールで行ったコンサートのライヴ音源の未発表曲『Answer Me』を、自身の誕生日に配信リリースした。

1950年代のスタンダード作品『Answer Me』は、古くは「ナット・キング・コール」のカヴァーで広く世に知られるようになり、その後も多くのアーティストによるカヴァーが発表されたそうだ。バックグラウンドはどうであれ、自分自身としては初めて聴く『Answer Me』は、キースが「ECM」レーベルから過去にリリースした多くの美しいバラッドたちと同様に、ピアノの最初の一音が鳴った瞬間に、あっという間にキース独自の世界観へと誘われてゆくようだ。

 


Keith Jarrett / Answer Me (Live from Budapest – 2016)
Released on: 2020-05-08
Producer: Manfred Eicher
Producer, Associated Performer, Piano: Keith Jarrett
Studio Personnel, Recording Engineer: Martin Pearson
Studio Personnel, Mastering Engineer: Christoph Stickel
Composer Lyricist: Fred Rauch
Composer Lyricist: Gerhard Winkler
Composer Lyricist: Carl Sigman

 

こんな状況下での、優しい音色を奏でる楽曲のリリースは、本当に有難い。
思えば、キースの音楽には、困難な時期をいつも救ってもらっている気がする。

『Keith Jarrett』に関する過去記事はこちらへ。

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.261【Sala Kurokawa】

いつもご訪問ありがとうございます。
相変わらずの「Stay Home」が叫ばれる中、季節はいつのまにか、日中などは初夏を意識せざるを得ないほどの「夏日」の連続。連休中に咲き出した「皐月」や「躑躅」の紅い色が、日増しに濃くなってくるのを感じます。

 

 

仕事柄「テレ・ワーク」とは無縁の状況にあるのですが、それでも仕事がOFFの日には、ほとんど家にいるわけで、自ずと技術革新と光回線の恩恵で、普段あまり触れることのなかったアーティストを発見したりする機会が多くなってきています。
数日前に当サイトのアクセス数が、いつのまにか「420万」を超えていて、実店舗営業前後を含めたブログを開設以来「足掛け10年」の重みを、そこはかとなく感じています。今では全ての記事を削除してしまった営業当時の「fb」の休眠アカウントがまだ残っている関係で、記事をシェアしてくれたり「いいね」を頂くと「fb」運営サイドから「お友達かも」とメールが頻繁に届くのですが、普段から国内外を問わず音楽関係の方の訪問が多いのは意識してたものの、やはりここ2~3ヶ月程はいつも以上に沢山のプロの音楽家の方々(特にJazz界の方が圧倒的多数)の訪問が多く、正直なところとても恐縮しております。暇を見つけては、ご訪問くださった皆さんの音楽を自分なりに聴きながら、少しずつ記事にしていければと考えています。しばし、お待ちください。

 

さて今回初めてご紹介するアーティスト、シンガー・ソングライター/ピアニストの『黒川沙良』さんですが、以前に何度かご紹介しました「和田昌哉」さんを中心とした日本が世界に誇る3人のプロデューサー・チームによるユニット『X-CHANGE』[Masaya Wada (vocal) / MANABOON (Keyboards) / Sho Kamijo (Guitar)] の、「MNABOON」さんと「和田」さんによるサポートを受け、5/9に配信リリースされた彼女の新曲『ブリコー』が素晴らしい。

MANABOON

楽曲のプロデュースと編曲はMNABOONさん、作曲はご本人、作詞は「CHEMISTRY」はじめ多くのアーティストを手がける和田昌哉さんとの共作、そしてボーカル・ディレクションに「Mico」さんと、国内のMUSICシーンを見回しても、「POP Music」でありながらも、これほど「R&B」にとって必要なファクターを包括したテイストの作品には、なかなか出逢えないかもしれません。彼女の過去の作品も聴いてみましたが、Lyricにあるような大人の男女のやるせない心象風景の描写と相まって、過去作品と比較すると明らかに「毒気」も伴う「艶」を纏ったと思われる大人の「ヴォーカル」への進化ぶりには、ゾクッとさせられます。
「二度とそのツラみせないで」「最後の最後までクソ野郎」といったヴィジュアルからはにわかに想像できないフレーズや、曲の終わりには「出口のないパラディソ(楽園)」が「今日からあなたは愛の迷子」へと立場が逆転して、自立してゆく凛とした大人の女性の佇まいを見せるように変遷してゆく過程が、見事に描かれている。わずか3分台で完結する楽曲の中で、ここまで「R&B」を表現しきれるのは、凄い才能としか言いようがありません。
いずれにせよ、彼女のその隠れていた才能と魅力の側面を引き出したのは、「MNABOONさん/和田さん」のお二人による卓越したプロデュース・ワークの賜物の一言に尽きると思います。
『黒川沙良』。今後の活躍に、目が離せない存在となりそうです。

 

Track-1 「ブリコー」
Track-2 「イイネシナイデ 」
Lyrics : Sala Kurokawa (Track-1: with Masaya Wada)
Music : Sala Kurokawa
Sound Produced : MANABOON

各種配信リンクはこちらへ ↓
https://big-up.style/iZXvyqN8Uv
YouTube Channel -> https://www.youtube.com/channel/UCVSozbSxH_OQZbVin3ZzQ6Q

 

あちこちで多くのブログ・リーダーの方々に記事をシェアしていただいているうちに、プロデューサーの「MANABOON」さん、そして「黒川沙良」さんご本人からも、当記事をお二人の「Twitter」でもシェアしていただいていました。嬉しいコメントもありがとうございました。
また、TwitterはじめSNSをやっていないので、投稿記事について連絡ができずにゴメンナサイ。
 

 

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.260【Kiana Lede】

各人の業種やテレ・ワークなど、置かれている状況によってそれぞれだと思うけれど、ようやく長い連休が終わって、一息ついている。例年とは全く違う環境とはいえど、当たり前のこととはいえ、楽な仕事などありはしない。
連休中の数日前、仕事からの帰宅時、いつもの通勤途上で見かける結構流行っていた居酒屋が、まさに取り壊しの最中だった。信号待ちでその様子を見ていたら、急に目頭に熱いものが込み上げてきて、フロントガラスが見えなくなった。後続車からクラクションを鳴らされ我に返り、後ろ髪を引かれる思いでその場から走り去った。「Mellows」を閉めたあの日の記憶が、否が応でも蘇ってきた。さぞ、無念な想いだろう。
世界中のどの国も大変な状況だけれど、お国の一大事だというこの時期に、列島各地から選出された国会議員たちは、皆本気で地元とその地域の住人の為に汗をかいているのだろうか。誰に選出されて国会に自身の席が設けられているのかを、真剣に考えてもらいたい。待ったなしの地方自治に対して、「国」がただケチをつけているだけでは、何の進展も見られない。

 

 

季節はめぐり、例年通りに植物たちは自らのサイクルを頑固なまでに守っている。そう、自分や自分の身の回りの人たちを守ること「Protection」は、大切なこと。

 


 
4月に待望の1stソロアルバムがリリースされたばかりの、アリゾナ出身で現在はL.Aを拠点に活動するR&B界大注目のシンガー・ソングライター、『Kiana Lede』(キアナ・レデ)のデビュー・アルバム『KIKI』から、ぐっと心を鷲掴みされた楽曲『Protection』をご紹介。「H.E.R.」「エラ・メイ」「スノウ・アレグラ」など現代女流R&Bの、まさにメイン・ストリームを行くような作品。


Kiana Ledé – Protection. (Lyric Video)
(album: Kiki – 2020)

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.259【KEM】

いつもご訪問ありがとうございます。
今日は「こどもの日」ですが、おそらくいま現代に生きている人々が初めて体験するような、祝日となりました。本来であれば郊外や田舎でよく見られるはずの、五月晴れの大空に泳ぐ勇壮な「鯉のぼり」を、今年に限ってはあまり見かけることがありません。「緊急事態宣言」延長が発表されたばかりの列島各地でも、同様のことが起きているのでしょうか。

 

 

すでに「産業革命」という言葉が世界中のメディアからは聞こえてきますが、地球規模での社会のスキームが一変するタイミングを迎えているのは、否定できないような状況です。どうせ変わるのであれば、これからの未来を託される子供たちや若年層にとって、希望が持てる仕組みになって欲しいと切に願います。まずは、古い体制にしがみついてばかりいて、すべての決定がスロウで他人事な政治家たちの入れ替えから始めねばなりません。この国の将来を託すべき政治家や政党を選出するためにも、これまで政治に関心がないと言ってうそぶいてきた大人たちはもちろん、参政権を手にして間もない若い人たちにも、次の総選挙には必ず足を運んでもらう必要があります。

さて、在宅を余儀なくされる生活スタイルが定着するにつれ、以前にも増して「ラジオ」を聴く機会が増えてきてる方も多いのではないでしょうか。「TV」や「動画サイト」と違って、聴いている人の「手」「体」「視界」を邪魔をしない「ラジオ」の存在価値が、改めてクローズ・アップされてきてるのかなと、幼少の頃よりラジオとの付き合いが長い僕などは、そんな印象を持っています。
そんな中、番組放送開始から11年目を迎えた、当サイトでもずっと応援している音楽プロデューサーの「松尾潔」さんが MC を務める、大人のためのラジオ・ミュージック・プログラム『松尾潔のメロウな夜』ですが、昨日5月4日の放送分より、僕自身も全国の多くのリスナーの皆さんも待望の『聴き逃し』サービスが、NHKラジオらじる☆らじる』でスタートいたしました。放送直後から「一週間」とはいえど、何度も聴く機会が持てるのは、大変喜ばしく有難い決定ですね。当サイト内のウィジェット部に『らじる☆らじる 聴き逃し』のリンクを用意いたしましたので、ぜひアクセスしてみてください。(尚、『聴き逃し』サービス開始にあたって、これまでの2回の再放送がどう変更となるのかは現在確認中です)

 

そして昨晩(5/4)放送分のレギュラー・プログラム「メロウな風まかせ」から、コロナ禍を忘れさせてくれるような、Sweet  / Smooth / Groovy / Authentic / Old-school 等々すべての形容詞が相応しく、とにかく Super Mellow な、『KEM』(ケム)の新曲『Lie To Me』を、こちらでもご紹介。
「KEM」の才能はもちろんのこと、松尾さんの選曲センスにはもう脱帽です。

「これからもR&Bを中心に良質の音楽だけを発信していきます。心ある大人たちのたまり場をどうか末永くご贔屓に。」

との有難いコメントも。『心ある大人たちのたまり場』。素敵な表現ですね。少なくとも、ここが踏ん張り時の我々にとっても、有難くかけがえのない存在の番組です。

 


Kem – Lie To Me (Lyric Video) – 2020

KEM wrote the song with Anthony Hamilton, Salam Remi, and James Poyser and produced it with Derek “DOA” Allen.

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.258【Sumire Kuribayashi】

いつもご訪問ありがとうございます。
いつも通りならば、多くの人々があちこちへと移動を繰り返すような、大型連休の日々のはず。
まったく目に見えぬ敵と対峙するのには、もしかするとはっきりと認識できる対象物よりも、きっと神経をすり減らすのかもしれません。「五月晴れの空」であるとか「薫る風」、そしてときには「五月雨」であったりと、一年の中でも過ごしやすいといわれるこの国のこの時期特有の気候を、表現する言葉は決して少なくありません。

 

 

世界にも活躍の場を広げている、新進気鋭の女性「Jazz」ピアニストの『栗林すみれ』さんが、この春3月下旬に待望のソロ・ピアノによるニュー・アルバム 『Nameless Piano』(ネームレス・ピアノ)をリリースされました。
(栗林さん、いつも当サイトへのご訪問ありがとうございます)

前回の記事で『David Foster』(デイヴィッド・フォスター) のピアノ・ソロによる新譜をご紹介させていただきましたが、こちらの栗林さんの新譜も、「瑞々しさ」や「透明感」といった点でも、まったく負けていません。
コロナ禍によって、世界中がこれほどまでに厳しい状況下に置かれているこの時期、時には心を解放してあげなければいけない必要性を感じるタイミングで聴こえてくる、「ビル・エヴァンス」「キース・ジャレット」にも通ずる「リリシズム」に溢れた彼女の「ピアノの音色」は、いつまでもどこまでも、聴く人々に優しい。

(以下『栗林すみれ』Official Website より転記)

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Sumire Kuribayashi 『Nameless Piano』<DIGEST MOVIE>
栗林すみれ・ネームレスピアノ

 

2020.3.25 ON SALE!!
Sumire Kuribayashi 『Nameless Piano』 栗林すみれ『ネームレス・ピアノ』

【瑞々しい空気感と作曲力を存分に発揮する待望のソロピアノ】

ピアニスト栗林すみれ、5作目のリーダー作はその瑞々しい空気感と作曲力を存分に発揮する待望のソロピアノ。
穏やかで美しい中に、瑞々しさと緊張感を含んだ渾身の一枚。
マスタリングはECMサウンドも手掛けるイタリアのエンジニア、ステファノ・アメリオ。

CD発売記念コンサートが全て延期になりましたので
ご希望の方には栗林すみれサイン入りCDを
送料無料で販売しております。
コンタクトページよりお問い合わせください。

コンタクトページ → https://forms.gle/nnW685kAmmt1EaqU9

ご購入はこちら → https://diskunion.net/diw/ct/detail/1008066177

Order from outside Japan → https://www.cdjapan.co.jp/product/SCOL-ee5e9022649d61

■Track List
1.Nameless Piano
2.Cow Daisy
3.Believe, Beleft, Below
4.Nel col più non mi sento
5.I’ll Be Seeing You
6.Improvisation “Colored Woods”(inspired by Kaii Higashiyama)
7.Improvisation “Piangere
8.Ship
9.A Lovely Way To Spend An Evening
10.Edelweiss

■Personnel 栗林すみれ Sumire Kuribayashi -Piano,Voice

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また彼女が、ベテランのベース奏者の『金澤英明』氏と共に、2017年に北海道・蘭越の地で制作にあたった、デュオによるアルバム『二重奏』でのピュアな演奏も素晴らしい。
動画は、英国ロンドンでのツアーの際の貴重な映像。演奏曲は年配の方であれば誰もが知る日本の童謡、北原白秋作詞、山田耕筰作曲の『この道』。ぜひご覧ください。


Konomichi この道 – 栗林すみれ Sumire Kuribayashi, Hideaki Kanazawa, Jason Yarde, Mark Mondesir, London 2018

 

どれも素晴らしいのですが、「栗林すみれ」さんの音楽と、鬼才映画監督「高山康平」氏による初の映像コラボレーションが実現した、こちらの Music Video の美しい世界観は僕自身が探求し続けたそれに近く、言葉で伝えるのが難しいくらいですね。ロケーション映像が、実に美しい映像作品です。

 

栗林すみれ「Little Piece」FILM MUSIC Directed by 高山康平
(3RDアルバム『Pieces of Color』より)

アルバム『Pieces of Color』より、そのリリシズムを存分に発揮した楽曲<Little Piece>に、映画監督・高山康平が映像を施した、誰しもが心に秘める不安や希望、迷いと決断・・・様々な心のカケラを、音と映像で描き出す探求の物語。
 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.257【David Foster】

いつもご訪問ありがとうございます。
コロナ禍で世の中が騒然としているのとは裏腹に、ひとたび周囲を見回すと、季節も自然界も確実に時を刻んでいるのを感じます。

 

 

実店舗「Mellows」をCLOSEした後、再び組織の人間として働くようになった僕もそうなのですが、職種によっては在宅が許されず、不本意ながらもむしろ目に見えない敵の中に自らダイブしなければならない状況下にある方も、少なからず多いことと思います。長引く家籠りだけでなく、新たな規制やら不安を煽るニュースなどで、気持ちがささくれ立って、人が人を攻撃する光景を頻繁に見かけるようになりました。それもなぜだか、本来であれば分別がつくはずのご高齢の世代の人ばかり。非常時下において、心身を平静に保つことが、これほど困難なことなのかといったことを、世界中が突き付けられているような気がします。

 

 

地球上の人類がかつて経験したことのないような厳しい状況にある中で、僕が10代の頃から敬愛する音楽家の『David Foster』(デイヴィッド・フォスター) が、4月に入ってすぐに、ピアノによるインストゥルメンタル作品11曲を収録した、その名も『ELEVEN WORDS』というタイトルのアルバムをリリースいたしました。

Everlasting / Love / Eternity / Victorious / Elegant / Nobility / Wonderment / Orbiting / Romance / Dreams / Serenity

簡素な11の「単語」たちがタイトルとして与えられた作品を、全曲を通しで聴きましたが、本当にシンプルで親しみやすいメロディと美しいピアノの旋律に、心が静かにそして穏やかになっていくのを、聴いた誰もが感じ取れるような、そんなヒーリング効果が絶大なアルバムになっています。
もちろん、この時期に緊急リリースしたのには、彼なりの考えがあってのこと。ご本人のオフィシャルHPにメッセージがUPされてましたので、Google Translate で翻訳したリンクを、ぜひご覧ください。

新譜ですが有難いことに、デイヴィッドの公式YouTubeチャンネルにて、全曲をプレイ・リストで公開しています。
珈琲などお好みの飲み物でも用意して、渾身の「11曲」を、ごゆっくりと堪能されることをお薦めします。

 


David Foster’s 2020, 11-track piano solo album, “Eleven Words”
(album: “Eleven Words” – 4/3/2020 Released)

 

「David Foster」にご興味を持たれた方は、よろしければ 過去記事」などもご覧ください。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.256【Prince】

色鮮やかな紫色のパンジーが咲き誇る頃に、突然「四月の雪」を体験することも決して珍しいことではない。そんな季節が巡ってくると、「唯一無二」のアーティストを思い出さずにはいられない。

 

 

あと数日で、稀代のシンガー・ソングライター『Prince』が逝ってから、4年の月日が経過しようとしている。
彼の「Official Prince YouTube channel」にこの動画が公式にUPされるまで、没後3年という長い時間を必要とした。あれほど自身の音楽の配信や動画投稿を拒絶したプリンスも、時代と供に変わらざるを得ないこの状況の変化を、もし存命であったならば、どんな風に語るのだろうか。
とはいえ、いつの時代も、いい音楽の価値は変わることがない。

 

Sometimes it snows in April
Sometimes I feel so bad, so bad
Sometimes I wish life was never ending
And all good things, they say, never last

四月に雪が降ることもある
ひどく落ち込むこともある
人生がずっと続けばいいと思うこともある
楽しい時はいつか終わると人は言う

 

Prince – Sometimes It Snows In April
(Live At Webster Hall – April 20, 2004)

 

コロナ禍で、今は身動きを取ることができないでいる世界中の多くのアーティストたちにとって、一日も早く事態が収束し、それぞれのライブ活動が再開されることを切に願う。

 

「Official Prince YouTube channel」はこちらへ。