Category Archives: “Mellow Tunes” series

Mellow Tunes ~ Vol.268【Avant】

いつもご訪問ありがとうございます。
あっという間の7月も後半。例年通りであれば、今週末からは夏休みに突入というタイミングだったのでしょうが、コロナ禍による外出制限等で、相変わらずの「STAY HOME」を強いられていらっしゃる方も多いことでしょう。

 

 

時代や自分を取り巻く環境がどんなに厳しくとも、ありがたいことに、いつでも「音楽」はそっと傍らに座っていてくれます。7/30(木)に実施予定の配信ライブに関する緊急発表で、日本中の音楽好きたちを驚かせた「山下達郎」さんですが、アーティストの方々も、ライブ映像配信という新たな手段を用いて、なんとかこの厳しい季節を乗り越えてゆこうと試行錯誤されていらっしゃいます。なんとか少しでもお役に立てるよう、当サイト・Twitter を通じて、微力ながら協力していきたいところです。

さて、そんな中、米国で活躍する R&B アーティスト『Avant』が、先ごろ通算9枚目となるニュー・アルバム『Can We Fall In Love』をリリース。2000年にアルバム「My Thoughts」でデビューした「アヴァーント」も、今年で42歳。既にヴェテランのシンガー・ソングライターの風格さえ感じさせます。歳を重ねても衰える気配が一切見えないハイ・トーンのヴォーカルは健在で、今回ご紹介するような、オーセンティックでシンプルでメロディが美しいバラッドを歌わせれば、もはや向かうところ敵なしといった様子。世界中がこの「コロナ禍」という厳しい状況下においても、こんなにも心が揺さぶられるほどの美しい音楽を提供してもらえるなんて、彼に限らずアーティストの皆さんへの感謝の念は、これまで以上に増すばかりです。

それでは、『Avant』による至極の Slow Jam を3曲ほど、遡ってご紹介。ご堪能ください。

 


Avant – “Can We Fall In Love”
(album: Can We Fall In Love – 2020)

 


Avant – “You & I ft. KeKe Wyatt”
(album: Face the Music – 2013)

 


Avant – “This Is Your Night”
(album: Director – 2006)

 

※お知らせ
ブログの記事に関しては、「PCとキーボード」が手元にない限り一切書かない主義なのと、どうしても一つの記事をUPするのに最低でも1時間、内容によっては2時間以上を費やしてしまうため、すでに読者の方々がお気付きの通り、5月末に導入したSNSの『Twitter』への投稿へと徐々に移行しつつあります。僕はプロのライターではありませんし、現在は多くの方と同様に会社員の立場です。限りある時間を有効活用しなければならないので、ブログの投稿がないなと感じられた時は、お手数ではございますが、ウィジェット部に張り付けた 『Twitter』のアカウントの方へアクセスしてみてください。
導入以前、利用についてすいぶんと逡巡した「Twitter」は、いざ使ってみると非常に優れたプラットフォームであることが分かり、なにより Tweet (投稿) を読んだ方の反応が瞬時に分かるのが最大の利点と言えます。一度でも経験したことがあれば容易に理解していただけると思いますが、ブログ上にどんなに時間と手間をかけて記事をUPしたところで、何も反応がないのは、大きな無力感に包まれることが多々あるというのが、正直なところ本音でもあります。そうですね例えて言えば、地平線まで見えそうな何もない荒野のど真ん中で、姿が見えない誰かに話しかけ続けているような感覚と言いましょうか、そんなが感じですね。勿論そんなことは承知の上でやってることなんですが。
一方「Twitter」はあらゆる端末からの投稿が容易なので、なにかしら日々UPすることが思いのほか簡単・便利です。音楽好きの方はぜひ、アカウントを開設後「フォロー」していただければ、タイムラインに情報がどんどん流れてきます。「フォロー」の際に、「ブログ読んでました」とかコメントしていただければ速やかに「フォローバック」します。もちろんこれまでしたことのなかった「コメント」や「リプライ」なども戴けたら幸いです。
尚、当ブログにつきましては、更新ペースは今後スロウ・ダウンするとは思われますが、ここは自分の歴史の一部であるとともに、僕の生きた証なので、これまで通り不定期に記事はUPしてゆきますのでご安心ください。但し、世界中で各方面から多くの問題点を指摘される「Facebook」に関しては、利用を再開することは一切考えておりませんので、そちらもご承知おきください。
『Twitter』のフォロワー登録を、お待ちしております。

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.267【Roy Hargrove Quintet】

いつもご訪問ありがとうございます。
西日本方面を中心とした列島各地での大雨により、特に九州地方で被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。普段通りの日々が、一日でも早く戻ることを祈念しております。
7月も中盤に入り、関東地方でもそろそろ「梅雨明け」が気になる頃。とはいえ梅雨前線も消え去ることなく、しばらくの間停滞が続きそうな気配。梅雨明けは、例年よりもすこし先延ばしとなりそうです。
「雨の季節」の終わりが近付いてくると、風物詩でもある「紫陽花」の花々たちも、それぞれの鮮やかなその色合いにも少しずつ変化が訪れてきます。僕にとっては、それが季節が「夏」に切り替わるタイミングと、昔から心得ています。そろそろ、そんな時期。

 

 

その日の雨や前線の気圧配置によって、ここ数年この時期になると症状を自覚する機会が増える不快な耳鳴りに、聴く音楽を選択する際、極端な低音や高音の音楽から、耳を遠ざけたい日もあるものです。

そんな理由から、今日みたいな日には STAY HOME 状態で、秋が来ると天に召されて早二年が経つ、マイルス以来の天才トランぺッターと称賛された『Roy Hargrove』(ロイ・ハーグローヴ)が率いるクインテットによるこちらのアルバムなどは、そんなときの耳にはとても優しく、そして心地よい。やっぱり、「Jazz って優しいな」って感じるのは、自分が万全でないようなそんな時かも。

 

 

Roy Hargrove Quintet – “When we were one” (feat. Johnny Griffin)
(album: With The Tenors Of Our Time – 1994)

 

Roy Hargrove Quintet – “Never Let Me Go”
(album: With The Tenors Of Our Time – 1994)

 

『Roy Hargrove』に興味をもたれた方は、よろしければ過去の関連記事もどうぞ。

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.266【Ralph Tresvant】

いつもご訪問ありがとうございます。
雨が降れば少し涼しくなっても、晴れた途端にもう真夏がすぐそこまで近づいて来ているのを感じつつある、梅雨も後半戦の今日この頃。
コロナ第2波とも思われる芳しくない状況下の中、都内では知事選のラスト・スパートで熱を帯びている様子。都民の皆さまにおかれましては、選挙当日は感染防止対策にも抜かりのないよう、他の道府県民にとっても大切な一票のため、どうか気をつけてお出かけください。

 

 

さて、お休みだった今日近隣の大きな公園の外周をウォーキングしながら、この時期の風物詩の数々を撮影していると、Twitter のフォロワーさんやフォローしている方々からの Tweet に、懐かしい名前を発見。こうしてブログ記事を書いてる最中にも、リスペクトする音楽ジャーナリストの「林 剛」さんも、さっそく話題にされていらっしゃるご様子。

そんな話題の主、『Ralph Tresvant』(ラルフ・トレスヴァント)は、今年で52歳になるようだけど、なんだか見た目は全く老化を感じさせない。相変わらずの細マッチョで「シュッ」とした美しい体型を維持していて、おそらく大変ストイックな努力家なのでしょう。
米国でも実に多数のイヴェントが中止となっていて、なかなか先が見通せない深刻なコロナ禍の下、本日リリースされた「ラルフ」の新曲(シングル)『All Mine』には、なんと盟友Johnny Gill」(ジョニー・ギル)も参加。これはもう、「New Edition」 をリアル・タイムで知る世代にとっては、もう堪らない共演。「ラルフ」と「ジョニー」は「NE」時代からそうですが、声質やヴォーカル・スタイルが被ることなく美しく調和することもあって、やっぱり今でもいい関係が続いているのでしょうか。歳を重ねても悪童のイメージが未だ払拭できない「ボビー・ブラウン」との人間関係とは、だいぶ事情が違うようです。もちろん、昔の「ボビー」の作品群は大好きですが。
(新曲『All Mine』の制作陣やインプレッションなどについては、林さんの情報を参考にしていただくのが間違いないので、ぜひそちらをチェックしてみてください。)

 

 

Ralph Tresvant feat. Johnny Gill – All Mine
(Released on: 2020-07-03)
 

元々甘く細い声質を持つ「ラルフ」ですが、さすがに声に年相応の大人の色気が加わってきたような印象があります。とはいえ、「ラルフ」の見た目のカッコよさはほとんど変わらない。ファンはどんどんおじさん・おばさんになっているというのに。
過去の「NE」時代からソロになるまで、3曲だけプレイ・リストにしてみました。よろしければご覧ください。3曲とも、当時は鉄壁の制作布陣『Jimmy Jam & Terry Lewis』(ジャム&ルイス)によるものですね。やっぱり今この時代に聴いても、スゴイとしか言えません。完璧。

 

Track 1: New Edition – “If It Isn’t Love” (1988)
Track 2: Ralph Tresvant – “Sensitivity” (1990)
Track 3: Ralph Tresvant – “When I Need Somebody” (1994)

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.265【Luther Vandross ~ Tribute】

いつもご訪問ありがとうございます。
毎年、「紫陽花」や「睡蓮」など雨が似合う植物が見頃の「梅雨」の真っ只中、7月に切り替わったばかりのカレンダーが、愛すべき「Luther Vandross」(ルーサー・ヴァンドロス)の命日がやってきたことを告げてくれる。

 

 

コロナ禍で在宅時間が増えたことなど、その他いくつかの要素が重なったことで、5月末に始めたばかりの「Twitter」では、「ルーサー」愛に溢れた世界中の人々の Tweet で溢れかえっていた。政治的な利用などよりも、僕個人としてはこんな「音楽愛」に満ち溢れた利用の仕方に、賛成票を投じたい。

「ルーサー」が、2005年に天に召されてから、早いもので15年もの月日が経過した。いつもブログの其処彼処で独り言のように呟いているけれど、たぶん熱心なルーサー・ファンの皆さんと同様に、彼に代わる存在を見つけることができないままでいる。「唯一無二」である稀代の「シンガー」だけに、仕方のないことと諦めてもいる。R&B/Soul Music ライターの「林 剛」さんが Tweet されていたように、「ルーサー・フォロワー」と呼べるアーティストは存在しないと。本当にその通り。ただただ納得する以外ない。

 


Luther Vandross – “Dance With My Father”

 

そんな「ルーサー」の「没後15年」となる節目の2020年、個人的に敬愛している「松尾潔」さん・「林 剛」さんよりもずっと早い時期から、「Soul Music」をはじめとする「黒人音楽」全般に関して、日本国内での普及に長年務められてこられた音楽評論家の『吉岡正晴』さんが、過去から取材を積み重ねてこられた膨大な記事の数々を再編集・追記なさった「ルーサー 追悼・特集記事」Part 1Part 2に分けて、『note』上で公開されました。
大変読み応えのある入魂の記事であるとともに、とりわけ晩年に「ルーサー」の代表曲となった『ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー』誕生おけるバック・グラウンド・ストーリーの紹介など、ファンであれば涙腺崩壊のエピソードの数々も。どうかこの機会に、ぜひご覧ください。
また、アーティストと同様に、「音楽ジャーナリスト」の方々に価値ある記事を継続して提供して戴けるよう、皆様からのサポートも併せてお願いいたします。

 


 


 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.264【Brian McKnight】

いつもご訪問ありがとうございます。
梅雨も中盤の今日この頃ですが、ブログ・リーダーの皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

もしコロナ禍の影響がなかったら、6月末から7月初旬に来日公演が予定されていた「Brian McKnight」(ブライアン・マックナイト)ですが、スタジオ録音アルバムとしては16枚目となる、約3年ぶりの新譜『Exodus』が本日リリースされ、各方面で話題となっています。「脱出・移住・移動」などの意があるワードの、アルバム・タイトル『Exodus』ですが、さて内容は如何に。

新しいパートナーとの生活がスタートしてからのリリースとなった、ニュー・アルバム『Exodus』ですが、彼らしい美しくも儚げなメロディとリリックで溢れた、特にこの2作品に耳が反応しました。『When I’m Gone』はリリックの冒頭に「Tokyo in spring, There’s no sleep without you..」のフレーズがあり、憶測ですが過去の東京公演時に書かれた作品かもしれません。一方『Neva Get Enuf Of U』は、昨年「Mellow Tunes ~ Vol.241」で一度紹介済みで、どちらもすでにシングルとしてリリースされている作品ですが、「大人による大人のための Love Song」 といったところでしょうか。これらの作品の醸し出す大人の落ち着き感が、なんだかとても有難く感じるのは僕だけではないはず。ぜひ、お手に取るなり配信で、熟成された作品群の数々を味わってみてください。

 


Brian McKnight
Track-1: When I’m Gone
Track-2: Neva Get Enuf Of U
(album: Exodus – 2020)

 

Twitter「Mellows Annex」を始めてからちょうど一ヶ月ほど。もとよりブログを直接訪問してくださる方々にとっては、ご訪問者の年齢層による影響もあるのか、なかなかSNSへの移行がスムーズには行われていないような印象です。休眠中の「facebook」のアカウントの方を確認すると、ブログ記事UPを促すような動きが増えているようで、やはり「プラット・フォーム」による読者層やフォロワー層の違いが、顕著に表れているような気がしています。実際のところ始めてみると、Twitter は限られた時間の中で即時に発信したいことをUPするにはとても便利・有効で、スピード感においては現存するSNSの中では飛び抜けている印象です。ただ、字数制限で一見無駄と思える「枝葉」の部分を切り落とされてしまうため、やはり考えの一部しか伝えることが難しく、ブログとSNSは使い分けが必至なのだと、そんな思いを強くしております。まあ、もとから「マイ・ペース」で、目障りで邪魔な広告を排除するため、誰からもどこからも制約されない自身のレンタルサーバー上で、ずっとスポンサー抜きでやってきたブログですから、これからも自由気ままに更新していくつもりですので、どうかよろしくお付き合いください。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.263【Doc Powell / Sho Kamijo】

いつもご訪問ありがとうございます。
音楽プロデューサーの「松尾」さんが、ラジオの「メロ夜」の中の人気コーナー「Songs In The Attic」で、最近1980年代の音楽を特集してたりするので、今日帰宅してからアナログ盤が収納されているクローゼットの中のレコードラックを漁っていたら、80年代モノが出てくるわ出てくるわで、あれも聴きたいこれも聴きたいで、もう時間が取れなくて困ってしまいました。アナログ盤はですね、デジタルではないので、手の掛かる子供みたいなものなんです。

 

 

今でもそうですが金銭的に余裕のない若い時分に買ったレコードというものは、ご同輩の皆さん同様に、50代後半になった今でも大切な宝物です。貧乏性の僕は、「レコ・ジャケ」が劣化するのが嫌で、当時「TOWER RECORDS」で入手した専用のラップ・カッターでそーっとシュリンク・ラップをカットしてから保管する、小心者のコレクターでしたので、ご覧の通り、1987年リリースのこちらのアルバムも、なんと「33年間」そんな状態を保っています。(ラップ上のシールはカビが生えてしまい少々お見苦しいですが..)

 

 

で、発見したのはこちら、『Doc Powell』(ドク・パウウェル)が過去にリリースしてきたアルバムの中でも、一番フェイヴァリットなソロ・デビュー・アルバムの『Love Is Where It’s At』。過去にも「メロウなギター弾き」のアーティストを数名取り上げてきましたが、まだまだ全然紹介しきれていないことに、改めて気付きました。因みにこちらは、1980年代後期のミュージック・シーンの特徴をよく語ることができる作品で、この頃は僕の大好物の「Jazz/Funk/Fusion/Soul/R&B/Black Contemporary」といったいわゆる黒人音楽に源流を持つカテゴリーのミュージシャンやアーティストが、いとも簡単にそのジャンルの垣根を越えて、文字通り「クロス・オーバー」していたとても興味深い時代でした。その証拠に、画像をご覧の通り、このアルバムには今は亡き「Luther Vandross」とそのツアーメンバーの「Lisa Fisher」「Kevin Owens」らががっちりとコーラスを固めていたり、もちろんルーサーの盟友「Marcus Miller」も参加と、それはそれは贅沢な内容のアルバムでした。
中でも「マーカス」ではなくて「トム・バーニー」のぶっ太いベースのイントロが鮮烈な『Bad Times』、そして『What’s Going On』のカヴァーは、世の中に星の数ほどあるインスト・カヴァー作品の中でも、いちばん好きなアレンジの作品です。

 


Track-1: Bad Times
Track-2: What’s Going On
(album:  Doc Powell – “Love Is Where It’s At” – 1987)

うーんメロウですねぇ。最高です。

 

そして、過去記事でも何度かご紹介させていただいた、3人のプロデューサー・チームによる Super なユニット『X-CHANGE』[Masaya Wada (vocal) / MANABOON (Keyboards) / Sho Kamijo (Guitar)] の、まだご紹介できていなかった「第3の男」、『上條頌』さんをご紹介しておきたいと思います。
上條さんはなんと、20歳の時に単身LAへ渡米し『Doc Powell』に師事した直系の愛弟子さんだそうです。よーく聴くと、確かにお二人にはサウンドやプレイ・スタイルに共通点が多く見受けられます。
昨年秋にリリースされた「CHEMISTRY」のアルバムに収録の、『X-CHANGE』名義でプロデュースした『Angel』の哀愁を帯びた印象的なギターのイントロで、多くのリスナーの心を掴んだのは記憶に新しいですね。
そんな上條さんですが、現在「長野市芸術館レジデントプロデューサー」といった肩書をお持ちのようで、Twitter を拝見しましたら、僕も個人的に縁が深い「長野市」、そして「長野市芸術館」のために最近制作されたという楽曲、『The Music Place』をお披露目されていました。
こちらは、80年代にFUSION音楽を聴きまくった世代の方にとっては、もう小躍りしてしまいそうなくらいのたまらないギター・フュージョン・サウンドの作品となっており、師匠の『Doc』さんと共に、どうしても紹介しておきたいと思いました。「和田」さんも「MANABOON」さんもマルチな才能をお持ちですが、「上條」さんのセンスも才能も尋常ではありませんね。『The Music Place』、みなさんも、ぜひ聴いてみてください。この極上の Groove と Cutting を体験しないのは、あまりにもったいない。

 


【MV】Sho Kamijo / Love U Love U
(album: Let’s Go Together – 2015)

そしてこちらのメロウなMVのバンドメンバーには、エロピに「MANABOON」さん、ドラムスは若手#1のT-SQUAREの「坂東慧」さん、そしてコーラスにはNY「アポロ」のアマチュア・ナイトでファイナリストとなった「高橋あず美」さん、ですね。国内屈指のこれだけの実力派アーティストが揃うと、実に壮観です。

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追記:この記事を投稿した後に、「X-Change」の和田さん・MANABOONさんを介するようなカタチで、SHOさんとの交流があり、3か月後の8月下旬、『Doc Powell』(ドク・パウウェル)氏の貴重なソロ・デビュー・アルバム(アナログ盤)の『Love Is Where It’s At』は、めでたく「SHO」さんの手元に渡ることとなりました。これは本当に嬉しい出来事でした。


 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.262【Keith Jarrett】

いくら天気がいいとはいっても、五月上旬の急な「夏日」の連続では、身も心もまだまだ準備が整っていないもの。ましてや、こんな状況下では、尚更のこと。自然の営みのように、何事も「程々」が有難く思える今日この頃。

 

 

5/8で75歳を迎えた Jazz ピアニストの『Keith Jarrett』(キース・ジャレット)が、ちょうど4年程前の2016年3月7日に、ハンガリーの首都ブダペストの国立ホールで行ったコンサートのライヴ音源の未発表曲『Answer Me』を、自身の誕生日に配信リリースした。

1950年代のスタンダード作品『Answer Me』は、古くは「ナット・キング・コール」のカヴァーで広く世に知られるようになり、その後も多くのアーティストによるカヴァーが発表されたそうだ。バックグラウンドはどうであれ、自分自身としては初めて聴く『Answer Me』は、キースが「ECM」レーベルから過去にリリースした多くの美しいバラッドたちと同様に、ピアノの最初の一音が鳴った瞬間に、あっという間にキース独自の世界観へと誘われてゆくようだ。

 


Keith Jarrett / Answer Me (Live from Budapest – 2016)
Released on: 2020-05-08
Producer: Manfred Eicher
Producer, Associated Performer, Piano: Keith Jarrett
Studio Personnel, Recording Engineer: Martin Pearson
Studio Personnel, Mastering Engineer: Christoph Stickel
Composer Lyricist: Fred Rauch
Composer Lyricist: Gerhard Winkler
Composer Lyricist: Carl Sigman

 

こんな状況下での、優しい音色を奏でる楽曲のリリースは、本当に有難い。
思えば、キースの音楽には、困難な時期をいつも救ってもらっている気がする。

『Keith Jarrett』に関する過去記事はこちらへ。

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.261【Sala Kurokawa】

いつもご訪問ありがとうございます。
相変わらずの「Stay Home」が叫ばれる中、季節はいつのまにか、日中などは初夏を意識せざるを得ないほどの「夏日」の連続。連休中に咲き出した「皐月」や「躑躅」の紅い色が、日増しに濃くなってくるのを感じます。

 

 

仕事柄「テレ・ワーク」とは無縁の状況にあるのですが、それでも仕事がOFFの日には、ほとんど家にいるわけで、自ずと技術革新と光回線の恩恵で、普段あまり触れることのなかったアーティストを発見したりする機会が多くなってきています。
数日前に当サイトのアクセス数が、いつのまにか「420万」を超えていて、実店舗営業前後を含めたブログを開設以来「足掛け10年」の重みを、そこはかとなく感じています。今では全ての記事を削除してしまった営業当時の「fb」の休眠アカウントがまだ残っている関係で、記事をシェアしてくれたり「いいね」を頂くと「fb」運営サイドから「お友達かも」とメールが頻繁に届くのですが、普段から国内外を問わず音楽関係の方の訪問が多いのは意識してたものの、やはりここ2~3ヶ月程はいつも以上に沢山のプロの音楽家の方々(特にJazz界の方が圧倒的多数)の訪問が多く、正直なところとても恐縮しております。暇を見つけては、ご訪問くださった皆さんの音楽を自分なりに聴きながら、少しずつ記事にしていければと考えています。しばし、お待ちください。

 

さて今回初めてご紹介するアーティスト、シンガー・ソングライター/ピアニストの『黒川沙良』さんですが、以前に何度かご紹介しました「和田昌哉」さんを中心とした日本が世界に誇る3人のプロデューサー・チームによるユニット『X-CHANGE』[Masaya Wada (vocal) / MANABOON (Keyboards) / Sho Kamijo (Guitar)] の、「MNABOON」さんと「和田」さんによるサポートを受け、5/9に配信リリースされた彼女の新曲『ブリコー』が素晴らしい。

MANABOON

楽曲のプロデュースと編曲はMNABOONさん、作曲はご本人、作詞は「CHEMISTRY」はじめ多くのアーティストを手がける和田昌哉さんとの共作、そしてボーカル・ディレクションに「Mico」さんと、国内のMUSICシーンを見回しても、「POP Music」でありながらも、これほど「R&B」にとって必要なファクターを包括したテイストの作品には、なかなか出逢えないかもしれません。彼女の過去の作品も聴いてみましたが、Lyricにあるような大人の男女のやるせない心象風景の描写と相まって、過去作品と比較すると明らかに「毒気」も伴う「艶」を纏ったと思われる大人の「ヴォーカル」への進化ぶりには、ゾクッとさせられます。
「二度とそのツラみせないで」「最後の最後までクソ野郎」といったヴィジュアルからはにわかに想像できないフレーズや、曲の終わりには「出口のないパラディソ(楽園)」が「今日からあなたは愛の迷子」へと立場が逆転して、自立してゆく凛とした大人の女性の佇まいを見せるように変遷してゆく過程が、見事に描かれている。わずか3分台で完結する楽曲の中で、ここまで「R&B」を表現しきれるのは、凄い才能としか言いようがありません。
いずれにせよ、彼女のその隠れていた才能と魅力の側面を引き出したのは、「MNABOONさん/和田さん」のお二人による卓越したプロデュース・ワークの賜物の一言に尽きると思います。
『黒川沙良』。今後の活躍に、目が離せない存在となりそうです。

 

Track-1 「ブリコー」
Track-2 「イイネシナイデ 」
Lyrics : Sala Kurokawa (Track-1: with Masaya Wada)
Music : Sala Kurokawa
Sound Produced : MANABOON

各種配信リンクはこちらへ ↓
https://big-up.style/iZXvyqN8Uv
YouTube Channel -> https://www.youtube.com/channel/UCVSozbSxH_OQZbVin3ZzQ6Q

 

あちこちで多くのブログ・リーダーの方々に記事をシェアしていただいているうちに、プロデューサーの「MANABOON」さん、そして「黒川沙良」さんご本人からも、当記事をお二人の「Twitter」でもシェアしていただいていました。嬉しいコメントもありがとうございました。
また、TwitterはじめSNSをやっていないので、投稿記事について連絡ができずにゴメンナサイ。