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Mellow Tunes ~ Vol.235【Nao Yoshioka】

いつもご訪問ありがとうございます。
10月に入ってもまだ30度を超える日があるなんて、なんだか日本はもう既に亜熱帯化してきてるんでしょうか。そろそろ涼しくなってもらわないといけませんね。

 

 

昔から「R&B/SOUL」系の音楽にとってのベスト・シーズンと言われる「秋~冬」にかけて、本場米国では多くのアーティストが新作をリリースする慣習があり、その種の音楽の愛好家にとっては、改めて言うまでもない「期待のシーズン」のスタートでもあります。

米国NYに拠点を移し、生粋の日本人R&Bシンガーとして本場アメリカで活動を続けている『Nao Yoshioka』さんが、そんなベストシーズンの秋を待たずして8月中旬に、前作から約3年の時を経て、4作目となるアルバム『Undeniable』をリリースしました。
以前から個人的には注目していて、作品や動向は時折チェックしていましたが、彼女の作品を取り上げるのは当サイトにとっても今回が初めてとなります。
これまでの3作品とはだいぶ違ったアプローチで制作された印象のある新譜であり、アルバム制作前から、4作目にして明確な目標として公言する「グラミー賞ノミネート」へ向けて一歩ずつ歩みを進める彼女ですが、多くの一流スタッフのサポート得て、本当に素晴らしいアルバムが完成したと思います。

 

 

米国の「インディ・ソウル・チャート」で、第一弾シングルの『Got Me』チャート1位に到達するなど、米国内でも大きな反響を呼んでいるようです。

シングル・カットされた『Got Me』は、現代「R&B」のメイン・ストリームといって差し支えない『Ella Mai』『HER』に代表されるようなテイストの作品として、楽曲のクオリティとヴォーカル・ワークが際立っています。まずは、Official Music Video でご確認を。


Nao Yoshioka – “Got Me” (Official Video)
(album: Undeniable – 2019)

 

『Got Me』も素晴らしいのですが、僕個人としては、Jazzy で Groovy な作品『Celebrate』がイチ押しで、こちらの方が彼女本来の魅力が堪能できるような気がしてます。Jazz が好きな方々に訴求力絶大の、スキャットによるホーンとのインター・プレイは、もう鳥肌ものです。ぜひこちらも聴いてみていただきたい作品ですね。


Nao Yoshioka – “Celebrate”
(album: Undeniable – 2019)

 


Nao’s Diary #2 Opening for Eric Roberson in Philadelphia (09 OCT)

 

とにかく聴き応えのある作品揃いのニュー・アルバム『Undeniable』ですが、リンクを張っておきますので、ぜひチェックを。9/25からスタートした、グラミー会員による投票の動向が注目されます。「R&B/SOUL」を愛する同じ日本人として、心より応援しています。一度は歌うことを諦めかけたことがあるという、彼女の夢がどうか叶いますよう。

 

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