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Mellow Tunes ~ Vol.10【Minako Yoshida】

いやいや今日は、アイス珈琲がたくさん出た暑い一日でした。こんな日だと、テラス席も大人気で、嬉しいかぎりです。
日々の目まぐるしい天候の変化で、お客様の出足もおひさまや雲行きと不思議なくらいシンクロしているような気がする、ここ最近の天候不順ぶりですね。いずれにせよ、こんな時期が一番体調を崩しやすいと思われるので、皆様ご自愛ください。私はそうもしていられないですが。

すこし前の話しになりますが、数日前の平日の閉店間際に、以前からご連絡を戴いていたお客様が、わざわざ千葉市よりお越しくださいました。
カフェの経営にも興味をお持ちの同世代の方で、聞けばなんと北海道は富良野のご出身とのこと。「北の国から」をはじめ、倉本さんのいわゆる『富良野三部作』に多大な影響を受けている自分としては、ほんとに嬉しい出逢いとなりました。
世代もほぼ同じ方でしたので、若い頃から聴いてきた音楽の傾向がかなり近い様子で、閉店後までいろんなお話を楽しくさせていただきました。
そんな中で話題に上がったのが、今日ご紹介する「吉田美奈子」の1982年リリースのアルバム『Light’n Up』からの一曲です。

 

吉田 美奈子 / 頬に夜の灯 (album: Light’n Up – 1982)

 

吉田 美奈子 / 頬に夜の灯(Live Ver. in 1995)
 

Light'n Up

吉田 美奈子 / 頬に夜の灯 (album: Light’n Up – 1982)

 

『頬に夜の灯』は、当時の New York の腕利きのスタジオミュージシャンを起用して録音された、ものすごいクオリティを持ったアルバムに収められた中の、とっても Mellow な一曲です。間奏で聞こえてくる alto sax のソロは、僕の愛する David Sanborn によるもので、むせび泣くような音色に聴くたびに心を動かされてしまいます。またこのアルバム中の他の曲では、今は亡き Michael Brecker のテナーも聴くことができます。
僕らの息子たちも含め、若い世代の方々にも80年代~90年代にかけて大活躍された本物の日本人アーティストをもっと知って欲しいものだ、という話で大いに盛り上がってしまいました。ぜひまたお会いする機会があれば、音楽談議に花を咲かせたいものです。楽しいお時間、ありがとうございました。

 
吉田 美奈子 / 頬に夜の灯 (YOSHIDA MINAKO CONCERT 1995 )

 [追記] 削除されてしまうと悲しいので、別の動画サイトに、1995年の彼女のライブパフォーマンスがありましたので、UPしておきます。上記リンク先をクリック。
サポートメンバーもいつもながらとはいえ、沼澤尚(dr)岡沢章(ba) 土方隆行(gu) 難波弘之(key) 中西康晴(ep) 古村敏比古(bs)と、サンボーンのアルト・ソロこそ聴けませんが、すごい実力派の顔ぶれとなっています。

 
https://amzn.to/3U8mbFo

Minako Yoshida 吉田美奈子
“Light’n Up” (1982)