海外の音楽マニアのブログを見ていたら、なんと一昨日 George Duke (ジョージ・デューク) が亡くなったとの記事があちこちに出ているではありませんか… 時差や報道発表の関係などもあり、今日になって死亡記事が日本国内でもが飛び交いました。「慢性リンパ球性白血病」で闘病中だったそうです。ついこの間、Mellow Tunes~Vol.49 で取り上げた旧友ジェフリー・オズボーンの作品をプロデュースしていたり、先月久しぶりの本人名義の新譜がリリースされたばかりだったので、ちょっと驚きを隠せません。
Jazzをベースにカテゴリーを問わず、あらゆるフィールドで八面六臂の大活躍をしたピアニストでありキーボーディストであった彼の創り出す音楽に酔いしれた、僕と同世代の方も多いことでしょう。フュージョンが全盛期の1980年代は、まさに彼の時代と形容しても大袈裟ではないほどのアグレッシブな活動をしていましたっけ。
これまでも沢山の Jazz Giants がそうであったように、また偉大なアーティストが一人、夜空の星となってしまいました。
彼のJazzへの原点復帰とも言える2006年発表のアルバム、このブログやシリーズにも相応しいその名も『In A Mellow Tone』より、この曲を聴きながら僕なりに追悼したいと思います。
合掌
George Duke / “So Many Stars” (album: “In A Mellow Tone” – 2006)
とにかく、残念な思いです。
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George Duke
(album: “In A Mellow Tone” – 2006)