Mellow Tunes ~ Vol.119 【One Love Manchester】

六月に入り、少し長めの雨予報でもあれば、もう間もなく梅雨入りのニュースが伝えられる頃ですね。
つい先日、愚かな指導者の下で、米国が地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から脱退する方針を決定したとの発表がありました。これ以上の地球温暖化を誰が望むのか、甚だ疑問でなりません。

そして、先月下旬の英国・マンチェスターでのアリアナ・グランデのコンサート後のテロ、今月に入ってからはまたもや英国・ロンドンで、更にはアジアはフィリピン・マニラでと、関与した団体・組織がどこであるかは不明な部分も多いとはいえ、世界各地で卑劣で愚かな行為が後を絶ちません。列島の近隣には容赦なくミサイルを打ち込む国があったり、国際情勢も日を追うごとに混沌とした状況が続いています。自国の国民には強気で、何でもやり放題の首相が率いイエスマンだけが重用される政権与党が安泰なこの国も、行き先が不透明で若い人たちが希望を持てない状況や環境にあるのは、間違いではない事実だと思っています。なんだか世界中のあちこちで、いろんな歯車が噛み合わなくなってきているような、そんな印象を強く感じる今日この頃です。
 

(出典: Manchester Evening News)

 

そんなさらなるテロに神経質になっている状況下で、事件のあった英国・マンチェスターではさながら戒厳令下で、「One Love Manchester (ひとつの愛マンチェスター)」と題されたコンサートが現地時間6/4にオールド・トラフォード・クリケット競技場で開かれ、発起人のアリアナ・グランデほか、ジャスティン・ビーバー、コールドプレイ、ケイティー・ペリー、テイク・ザット、マイリー・サイラス、ファレル、アッシャーなどが共演し、無事に成功を収めたとのニュースが世界中に拡散されました。「音楽はテロには屈しない」といった力強いメッセージが伝わってくる、心温まるいいニュースでした。
 
この3時間半に及ぶLIVEの映像は、Ariana Grande (official) より現在「YouTube」で配信されており、また英国・BBCの公式サイト「BBC Music」からも一部が公開されています。中でも、誰よりも心を痛めているだろう Ariana Grande(アリアナ・グランデ)が Miley Cyrus(マイリー・サイラス)とDuetで歌う『Don’t Dream It’s Over』には、とても感動しました。「Don’t Dream It’s Over」は、偉大なジョン・レノンが遺した『Imagine(イマジン)』同様に、争いが絶えないこの地球上で、世界平和を祈る際に歌われる機会の多い楽曲です。原曲や歌詞の内容に興味を持たれた方は、詳細については過去記事で詳しく触れていますので、どうぞ一度ご覧ください。
 


Miley Cyrus and Ariana Grande – Don’t Dream It’s Over
[One Love Manchester]

 


Ariana Grande ft. Choir – My Everything
[One Love Manchester]

 

(出典: Manchester Evening News)

 

当ブログでは、本来政治的な発言は意識的に排除してきたのですが、大新聞等メディアまでもが政権にコントロールされてしまっておりどうも理解できないことがありすぎて、自己発信のツールをもっている以上、今後も折に触れ最低限の意思は表明していこうと思います。現在もあまり変わらないのではと想像しますが、もともと実店舗の『Mellows』経営時もそうでしたが、お客様には近隣の大学や研究所をはじめ多くの教育・研究関係の大人のお客様が大半だったので、きっとある程度はご理解いただけることと思っています。オヤジの独り言だと思って聞き流していただけたら幸いです。
 

 

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