「残暑お見舞い申し上げます」
立秋が過ぎ、お盆を迎え、残暑の季節となりました。
皆様におかれましては、旅行や帰省等、それなりに忙しく過ごされていることと思います。また、僕と同様、この時期休みなしでお仕事の方々におかれましては、本当に「お疲れ様」です。
先般の日本列島を縦断した「台風5号」が去ってから、翌日は「フェーン現象」による酷暑がありましたが、その後なんだかお盆以降にじわじわやってくる「涼しい空気」が例年よりも少し早めに流れ込んできたような、そんな気がするのは僕だけでしょうか。アウトドア・レジャー等を予定されている方にとっては困った状況かもしれませんが、夏がとにかく苦手な自分にとっては、この涼しい空気は本当にありがたい状況です。
さて、「パープル」がトレード・マークだった「殿下」こと『Prince』(プリンス)が逝去してから、既に一年以上の月日が経過しました。一人の「天才音楽家」であり時代のアイコンであったプリンスを失った現実は、音楽界にとっては途方もない損失であり、世界中のミュージシャンやファンからのありとあらゆるトリビュートが後を絶ちません。無理もないことです。
才能の塊で多作家だったプリンスが、活動後期にあたる2007年にリリースした『Planet Earth』に収録された『Somewhere Here on Earth』は、彼の才能の片鱗を垣間見るようなそれは Jazzy で美しく、そしてメロディックでメロウな作品として後世に遺されました。
このアルバムには、過去記事で紹介した『Future Baby Mama』も収録された、素晴らしい内容のアルバムとなっております。
Prince – Somewhere Here on Earth
(album: Planet Earth – 2007)
とびきり美しい仕上がりで撮影されたこちらのPVのロケ地が気になり、調査しましたところ、東欧のどこかだろうなとは想像してましたが、やはり「チェコ・プラハ」に実在するこちらの場所だそうです。とても幻想的で、かつてのプリンスとは違ったイメージの大人向けの作品ですね。
なんだかちょっと秋めいた風さえ吹いているこの数日間ですが、こんな作品を聴いたりするにはよいタイミングかもしれません。
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Prince
(album: Planet Earth – 2007)