連日気温が上昇して、暖房が不要なくらいの春らしい陽気が続いています。今年は冬から春への切り替えが、例年より早いような気がしますね。なんでも今週末には、都内で桜の開花予想も出ているとか。
政局は混乱を極めており、言いたいことは山ほどありますが、ここはひとつそんなことは忘れ、春らしいメロウ・チューンでも聴いて、すこし頭も心もクール・ダウンといきましょう。
今回ご紹介する「Papik」こと「Nerio Poggi」(ネリオ・ポッジ)は、イタリアにおける JAZZ/BOSSA NOVA/R&B/LOUNGEといったカテゴリーで大変人気のある、キーボーディスト/コンポーザー/アレンジャー、そしてプロデューサーとして大活躍のアーティストです。もちろん、日本国内における認知度は、よほどの「Smooth Jazz」とか「Lounge Jazz」系の音楽が好きなマニアの中だけで完結してしまっている存在なのかもしれません。
過去に当ブログでも何度か取り上げていますが、「Mario Biondi」(マリオ・ビオンディ) のアルバムもプロデュースしていたり、イタリアのクラブ・ジャズ界きっての人気者です。
Papik の作品はカヴァーものも含め、男女共に多数のゲスト・ヴォーカリストを常に起用することが多く、非常に多彩なプロデュース・ワークが光ります。数曲取り上げましたので、どうぞご堪能ください。
1 – Papik feat. Frankie Lovecchio – “I Feel Alive”
2 – Papik feat. Frankie Lovecchio, Erika Scherlin – “Morning Delight”
3 – Papik feat. Dagmar Segbers – “Somewhere”
3曲ともゲスト・ヴォーカリストをフィーチャリングした作品ですが、なんともおしゃれで「chillout」な作品群ですね。まるで地中海の風が吹いてくるようです。「Italian Mellow Tunes」 からも目が離せません。
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Papik
(album: Sounds for the Open Road – 2014)
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Papik
(album: Music Inside – 2012)