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深まる秋も、いよいよ「晩秋」と呼ぶべき時期となってきました。
「こんなありがたいメロウな季節が、永遠に続くといいのに」と思う、今日この頃です。
さて、メロウな音楽作品を勝手気ままに取り上げ紹介してきた「Mellow Tunes」シリーズも、いよいよ今回で「Vol.200」を迎えました。どんな記事にも何かしら音楽を添えているので、投稿記事数も800を超えているようなので、おそらくなんだかんだで600曲くらいは取り上げているのではないでしょうか。
記念すべき「Vol.200」は、僕が中学生の頃から愛聴し続ける「イーグルス」(The Eagles)の中核となるメンバーの Glenn Frey(グレン・フライ)を、懲りずに取り上げてみたいと思います。
2016年の年が明けてすぐに逝去したグレンですが、早いものでもう3年近い月日が経過しようとしています。アクセス解析をしてみると、ほぼ毎日のように世界のどこかしらから、彼の名前でのGoogle等の検索を通して当サイトに辿り着く、熱心なファンの方が少なくありません。
イーグルスの解散後にリリースしたスタジオ録音によるソロ・アルバムは5作あり、最後のアルバム作品となった『After Hours』は、「The Great American Songbook」ともいえる「American Popular Song」と「Jazz Standards」で構成された、グレンの入魂のアルバム作品となりました。円熟期を迎えていた彼のVocalは、まさにそんな作品群と向き合うのに、適切な時期が来ていたのだと、今となっては痛いほど思い知らされます。
Glenn Frey – “After Hours”
(album: After Hours – 2012)
当ブログ内でもアルバム『After Hours』からは、たくさん楽曲を取り上げましたが、アルバムのラストを飾るアルバムタイトル曲でもある『After Hours』は、唯一グレンのオリジナル作品であり、収録された珠玉のスタンダードソングたちと完全に同化してしまうくらいに、美しく儚げにそこに存在しています。
僕にとっては、ちょうど実店舗の「Mellows」を手放した時期に、落ち込みがちな日々を、何度も何度も救ってくれた、大切なグレンの遺作、それが『After Hours』でした。
※Glenn Frey(グレン・フライ)に関する過去記事はこちらへどうぞ。アルバム『After Hours』収録作品もいくつか取り上げています。
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Glenn Frey – “After Hours”
(album: After Hours – 2012)