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寒暖差が激しい時期ですが、日を追うごとにぐっと春めいてきました。
近隣の公園で一足早くピークを迎えていた「河津桜」も、もうそろそろ散り際の頃。
1970~80年代のサウンドに特化したコーナーでも新設しようかと、この頃は懐かしい作品を「YouTube」であれこれと視聴しています。そんな中で、久しぶりに聴く『Philip Bailey』(フィリップ・ベイリー) の、モンスター級のメガヒットとなった1984年リリースのソロ・アルバム『Chinese Wall』の内容の素晴らしさに、35年が経過した今の時代に聴いてみて、改めて感服。当時の常識ではかなり意外な組み合わせと思われた、プロデューサーに起用した「Phil Collins」(フィル・コリンズ)とタッグを組んで制作された、「あの豪華DUET作品」も世界中のヒット・チャートを席巻しました。「Earth, Wind & Fire」でもなく「Genesis」でもない二人の新境地を開拓し、「Soul/Disco/Rock/Pops」が見事な比率でブレンドされた内容の、音楽史に残る偉大なアルバムとなったことに間違いはないでしょう。因みに、僕が過去に友人知人らに貸し出した中でも、圧倒的な貸し出し回数を記録した「レコード」だった記憶があります。
Track#1 – “For Every Heart That’s Been Broken” Philip Bailey
Track#2 – “Easy Lover” Philip Bailey, Phil Collins
(album: CHINESE WALL – 1984)
アルバム全編を通して聴ける、プロデューサーであり1stクラスのドラマーでもある「フィル・コリンズ」のタイトなドラミングは、やはり彼ならのものであり、誰にも真似のできない音作りです。
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Philip Bailey
(album: CHINESE WALL – 1984)