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梅雨の晴れ間が続いています。なぜだか、思いのほか湿度が低く、心地よい風が北東の方角から湖面を渡って吹きこんできます。梅雨時にこんな風が吹く日はあまり多くはないので、風に吹かれて珈琲でもいただきたくなるものです。
こんな梅雨の晴れ間に聴くのにちょうどいい、作品をご紹介。
『Papik』こと「Nerio Poggi」(ネリオ・ポッジ)は、キーボーディスト/コンポーザー/アレンジャーそして売れっ子のプロデューサーとして、母国イタリア国内では著名なアーティスト。
「パピク」本人は演奏とプロデュースが主で、歌うことはないのですが、欧州だけでなく米国からもゲスト・ヴォーカリストを招聘して、多くの作品を発表しています。当サイトでも、過去に何度も作品を取り上げてきていますので、既にご存知の方もいらっしゃることでしょう。
『Love Exists』という作品は、『Papik』が昨年(2018年)リリースしたアルバム『Little Songs for Big Elevators』の中に収録された、イタリアはじめ欧州では人気のある女性シンガー『Dagmar Segbers』をフィーチャした Love Song です。彼女は過去にも『Papik』の2012年にリリースされたアルバム『Music Inside』の中でも『Somewhere』という作品で、アンニュイな独自の世界観を感じさせるヴォーカルを披露しています。
Track -1: Papik (feat. Dagmar Segbers) – “Love Exists” (2018)
Track -2: Papik (feat. Dagmar Segbers) – “Somewhere” (2012)
地震等、予期せぬ自然現象で心穏やかでないときこそ、一曲の音楽がざわついた気持ちをリセットしてくれたりするものです。目まぐるしく変わる天候で、心身ともにいたわりが必要な時にこそ、よき音楽をご自身の傍らに、そっと置いておくことも大切なことかもしれません。
『Papik』が気になった方は、どうぞ過去記事もご覧ください。
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Papik
(album: Little Songs for Big Elevators – 2018)
https://amzn.to/3ULHH2X
Papik
(album: Music Inside – 2012)