Mellow Tunes ~ Vol.1【Will Downing】

日曜日の営業を終え、ようやくお店の一週間が終わりました。
とはいうものの、火曜日以降の仕込みなどが山積みなので、あいかわらずの午前様ですがようやく先ほどなんとか目処がついたところです。なので、やっとの思いで今PCの前に座ったところです。

本来であれば、話題が多岐に渡るブログとして運営してきましたが、なにせお店のすべてを独りであれこれ切り盛りしている関係上、今となってはブログのトピックを探すだけも、かなりの労力を要するのが実情であります。ところが、こと話題が好きな音楽となると、これまでの自分の中の蓄積も手伝ってか、ほとんど苦にならないのです。そんな理由から、「カフェ」のブログというよりは、最近はまるで『音楽』ブログのような形態になってきていますが、基本的には一カフェのマスターの個人的なものなので、どうかご容赦ください。

さてさて、しばらく続けていた『優しい音色』のシリーズですが、先日記事をUPした「Whitney Houston」(ホイットニー・ヒューストン)の死去から、それ以来なぜだかなかなか頭に浮かんでこないのです。そんな事情なので、このシリーズはしばらくの間ちょっと寝かせておいて、僕の得意な分野のメロウなサウンドの数々を、『Mellow Tunes』シリーズとして、これから少しずつご紹介させていただこくことにしました。

 


Will Downing / “A Million Ways” (album: Emotions – 2003)

 

シリーズ初回の今日は、米国ではJazz, Smooth Jazz, Fusion 等のフィールドで多岐に渡り活躍している Will Downing(ウィル・ダウニング)の super mellow tune である『A Million Ways』を紹介します。お店でもよくプレイしてますので、もしかしたら耳にされた方も多いかもしれません。
日本ではあまり馴染みのないアーティストですが、どんなカテゴリーの曲でも歌いこなしてしまう器用さから、あらゆるフィールドのミュージシャンからゲスト・ボーカリストとして招かれることも頻繁にあるようです。
僕の中では、ルーサー・ヴァンドロス亡き後の現在のブラック・ミュージック界においては、彼同様の Silky Voice を持ち合わせているのは、この人くらいしか見当たりません。なので、もう少し日本も含め米国外でも認知度がUPして欲しいアーティストのひとりです。余談ですが、そういえばこの人も僕と同じ歳でした。

 
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Will Downing – “Emotions” (2003)

 

 

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