まだまだ残暑は感じますが、朝夕はもう秋らしい空気となってきました。
よって、ブログも再開といきましょう。
さて今日のご紹介するのは、1985年に英国より「Diamond Life」で彗星の如くデビューした SADE(シャーデー)ですが、その後のUKソウルの発展やブラックミュージックや JAZZ の本家とも言える米国内の多くのミュージシャンにも、多大な影響を80年代~90年代にかけて与えていった、ONE & ONLY な存在のグループです。SADE は、VOCAL のSade Adu(シャーデー・アデュ)単独のミュージシャンと誤解されることが多いようですが、実際には Stuart Matthewman はじめ4人で構成された「バンド」であることは、意外と知られていなかったりします。
「Kiss of Life」は1992年に発表されたアルバム「Love Deluxe」からがオリジナルですが、素晴らしい作品揃いの彼らのアルバムの中でも、デビュー作に並んでよい出来の作品だと思います。
SADE / “Kiss of Life” (album: Best of Sade – 2001)
当時世界中を席巻したこのような JAZZY なサウンドは、「Quiet Storm」などと呼ばれ、ソウルフルな Slow Jam やひじょうにCool できらびやかなサウンドが、欧州を中心にブームを巻き起こした時代がありました。
Cool だけど、ちょっとだけ暖かい。そんな SADE の音楽がばっちり似合う、秋~冬の季節の到来です。
SADE を初めて耳にする若い世代の方にとっては、このサウンドとハスキーでスモーキーな声には、ちょっと驚きでしょう。CDショップや配信でもTSUTAYAさんでも構わないですし、ぜひとも手に入れて聴いてみてください。そういう意味では、ベスト盤がちょうどいいかもしれません。
さて続きは Mellows にてお楽しみください。
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SADE
“Best of Sade” (2001)
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SADE
“Diamond Life” (1985)