Mellow Tunes ~ Vol.22【秋の Love Song 編⑤ / Chapter 8】

音楽ネタをすこしサボっている間に、いつの間にか季節がググっと秋に進んだ感のある、今日この頃の陽気ですね。嬉しいことです。
まあしかし、カフェのマスターのブログだというのに、こうも音楽ネタが多いと、「いったい何屋さん?」などと言われそうですが、好きなものは好きなので、どうかご容赦下さい。

Mellow Tunes も早いものですでに Vol.22 まできてしまった今回は、先日 SADE を取り上げた際にちょっとだけ触れた80年代に巻き起こった「Quiet Storm」のムーブメントに関連した作品を一つ紹介します。
『CHAPTER 8』というのは、80年代当時 「Quiet Storm」や「Slow Jam」と称される Black Contemporary Music のカテゴリーの中で、 Michael J. Powellという名プロデューサーが率いたグループです。かつてはソロに転向する前の Anita Baker (アニタ・ベイカー)も在籍していた、洗練された都会的なアーバン・ソウルな作品をリリースしていました。アニタはソロ転向後、マイケル・J・パウエルのプロデュースを受け、その後世界的にも驚異的なヒット作となる『Rapture』で、一気に Quiet Storm の代名詞とも言えるメジャーな地位に上り詰めることとなるわけです。

さて話が前後しました。アニタの作品はまた後日紹介することにして、今回の作品「This Love’s For Real」はそのアニタの後釜の Valerie Pinkston と Gerald Lyles によるデュオのカタチとなっています。
さすがの僕も部屋の壁に飾れなかったほどの、ブラック・ミュージックにありがちな「いかにも」って感じのレコード・ジャケットですが、大人の夜のゴージャスなサウンドとキャッチーで素敵なコーラスワークを楽しんでください。

 


Chapter 8 / This Love’s For Real (album: This Love’s For Real – 1985)

 

さてと、次回は何にしましょうかね….

 
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Chapter 8
“This Love’s For Real”   (1985)

 

 

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