いやぁ、あっという間に8月ですね。
「更新をお休みする」とお伝えしておきながらも、突然記事をUPしたのには二三の理由がございまして…
まずは、「さびしいから続けてほしい」といったコメントやメールを多々頂戴しておりまして、2週間も更新していないにも関らず、8/1 一日のみのアクセスだけ見ても上の統計の通りでして、わざわざ訪問してくださっているブログ・リーダーの皆さんに申し訳ないのと、なんだか8月とは思えないえらく気持ちのいいCoolな夜風のせいで、なんとなくそんな気分になり、日付を一日 Back Date して記事をUPした次第です。
きまぐれでスミマセン。(汗) 秋風の吹き出す頃までは、暇を見つけて不定期でゆるりと更新していきますので、気長にお付き合いください。
そうは言ってもまだまだ夏はこれからです。なので大人向けのちょっとCoolでMellowな作品を、次回からはあまり余計な解説を付けずに、不定期ではありますが何度かに分けてUPしようかと考えています。
先日マイケル・ジャクソン関連の過去記事で触れましたが、あの大御所クインシー・ジョーンズが認め、マイケルの遺作のモンスター・アルバム「スリラー」のそのタイトル曲を作詞・作曲したことでも有名な、20世紀を代表するポピュラー・ミュージックのソング・ライターと言っても過言ではない、英国出身のRod Temperton(ロッド・テンパートン)がソング・ライティングやプロデュースに関った作品を、連載でご紹介するといたしましょう。
ロッド・テンパートン(Rodney Lynn “Rod” Temperton、1947年10月15日 – )は、イングランドのリンカンシャー州出身のキーボーディストで作曲家、音楽プロデューサー。 最初は多国籍バンドの Heatwave (ヒートウェイヴ) のキーボーディストとして登場し、脱退した後、作曲家に転じた。 クインシー・ジョーンズに作曲の才能を認められ、1979年以降のクインシーがプロデュースするアーティストほぼ全員に楽曲を提供。 《出典:ウィキペディア》
とありますように、70年代後期から80年代初頭にかけ当時のDisco やFunk 系のサウンドにおいては、まさに「その時代の音」と表現されるほど皆が真似をした教科書的な音作りをしておりましたが、この人の真骨頂はやはり美しくとびきりメロウなスロウ・ミディアムな作品にあると言えます。そんな彼の作品を大まかに時系列で紹介していきます。
音作りが時代とともに徐々に洗練されゴージャスになっていくのは当たり前でも、すべては楽曲の良さがあってこそ。ロッド・テンパートンはそれを容易に理解させてくれる、実に稀有なソング・ライターであります。
Heatwave / “Always And Forever” (album: Too Hot To Handle – 1976)
初回の今日は、ロッド・テンパートンがまだメジャーになる以前にソングライターでありキー・ボード奏者として加入していた英国ベースの多国籍バンド”Heatwave” の代表曲でもある“Always And Forever”、は、スロウ・ミディアムなじわっとくる作品です。後にルーサー・ヴァンドロスなど多くのソウル・シンガーがカヴァーしています。
さて次回からは、いよいよ彼がソングライター、そしてプロデューサーとして本格的な活動に乗り出していく時期の作品を取り上げていきますので、乞うご期待。
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Heatwave
(album: Too Hot To Handle – 1976)