あっという間に2月に入ってしまいました。
2月というと、別れと出会いのある3月や4月と比べると、「節分」くらいしかイベントもなく、一年でもっとも寒い時期でもあり人もモノもほとんど動かない「停滞時期」と言えます。まあ、元気がいいのはチョコの製造・販売をしているところくらいのものでしょうか。
そんなわけで、こじつけではありませんが、「2月の風物詩」でもある 『St. Valentine’s day』 に因んで、数年前からやろうと企画はしていたもののまだ実行できていなかった、1937年にリチャード・ロジャース & ロレンツ・ハートにより生み出された超スタンダードな作品『My Funny Valentine』の特集をし、できれば5~6曲程度ご紹介していきたいと思います。
Radka Toneff / “My Funny Valentine” (album: Fairytales – 1979)
昨年末のクリスマス・ソング特集で、沢山のアーティストによる『Have Yourself A Merry Little Christmas』を取り上げましたように、それらの素晴らしい古典的で偉大な作品をそれぞれのアーティストが違った解釈や表現で歌ったりプレイしたりするのを、『へぇ~、そうきたか』とか感じながら楽しむのが、個人的にとても好きなのです。たぶんクラシックやジャズが好きな人にはお分かりいただけると思います。
さきほどPCにストックしてあるiTunesでチェックしたら、『My Funny Valentine』絡みの曲だけで70曲以上もありましたので、絞り込み作業が困難を極めそうです。(汗)
で、初回の今日は、若くして自ら天に召されていったノルウェイの伝説的な歌姫 Radka Toneff (ラドカ・トネフ)による『My Funny Valentine』で幕を開けたいと思います。
目を閉じてじっくりと味わうように聴いてみるのがよろしいかもしれませんね。
彼女の歌声に興味をもたれた方は、ぜひ過去記事もご覧ください。
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Radka Toneff
(album: Fairytales – 1979)