AC Tunes ~ Vol.41【Jeffery Smith】

春がもうすぐそこまでやって来てるんですね。南風が吹き込む昨日今日の週末は、日本全国各地で「春一番」が吹き荒れたようです。「三寒四温」を経ていよいよ春の到来でしょうか。

ここのところ、過去記事の通り、年が明けてからずっと海外の大物ミュージシャンの訃報続きで、ちょっと気が滅入っておりました。今では音楽を主体に扱う当ブログでは、そんな訃報記事をUPせざるを得ない状況が、今後もこれまで以上に出てくるのかなと思われますが、それはいたしかたないことなのでその都度、「偉人たちの軌跡」をリスペクトを持って振り返らせてもらおうかと考えています。

またすぐ明日には真冬に逆戻りのお天気らしいですが(花粉の飛散は許せませんが)、久々に体感する南からの風はやっぱりなんだか嬉しいものです。肌触りがちがうというか、なんかそんな感じがします。
少し傷心がちだった気持ちを治癒に向かわせるのは、春風もそうかもしれませんが「やっぱりどこかメロウで優しいサウンドなんだよな..」と思いを新たにしたのが、この作品でした。

 

Lost Rhythm 2Jeffery Smith(ジェフリー・スミス)は以前にAC Tunes ~ Vol.21でも一度紹介したことのある、僕のお気に入りのメロウなギター弾きであり、自ら歌える貴重な Smooth Jazz 系のギタリストです。詳しくは過去記事をご参照して頂くとして、この人は日本国内においてはまず知名度はゼロに近いかもしれません。
つい最近、アーティスト名でGoogleで検索してみたら、自分の書いたブログ記事以外で珍しく日本語での検索結果がヒットしたので、該当ブログを覗いてみたら、なんと僕の記事の丸写しでした。こういった記事盗作は正直これが初めてではありませんが、他人が書いた記事をコピペした挙句、最後に自分の感想を一言だけでは、あまりに陳腐な行為といえないでしょうか。読む人が読めば、言葉の言い回しや温度感で分かってしまうものですよ。盗作は。おそらく一つや二つどころではなさそうな印象を持ったので、ブログ運営元の「Yahoo Blog」には違反告知を伝えたところ、あっという間に記事は削除されてましたが、なんだか後味の悪さが残りました。ついでに言えば海外のサイトなどはもっと悪質で、当ブログまるごと翻訳COPYしてたサイトもあったくらいですから、便利なようで困った時代なのかもしれません。

少々脱線してしまいましたが、Jeffery Smith(ジェフリー・スミス)が2002年にリリースした活動初期のアルバム『Lost Rhythm』に収録された『18 Days』ですが、なんだか心のささくれを取り除いてくれそうなほどに優しく心地よいリズムとメロディーに、実に癒される思いです。インストゥルメンタルなので曲のタイトル『18 Days』にどんな意味があるのかは分からないけれど、前出の故人となってしまった Glenn Frey(グレン・フライ)が天に召されたのが1月18日でした。新しい年を迎えての18日間、きっと懸命に病魔と闘ったグレンを偲びながら、僕はこの作品をこのごろ頻繁に聴いています。

 


Jeffery Smith / “18 Days” (album: Lost Rhythm – 2002)

 

Jeffery Smith(ジェフリー・スミス)。もっと認知され売れていいアーティストだと思いますね。

 

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