AC Tunes ~ Vol.62【Brian Culbertson】

ここ10年くらいになりますか、「秋」がすっぽり抜け落ち、夏の終わりから一足飛びに「冬」がやってくるような、そんな印象が年々強くなってきています。国際社会が本気で足並みを揃えて「温暖化対策」に本腰を入れて掛からないと、日本の美しい四季もとても曖昧なのになりかねません。モミジを愛でることのできるこの国の「秋」は、未来永劫守ってゆきたいものです。

 

 

 

 

さて、はっと気付けばもう「X’mas」のディスプレイやイルミネーションをあちこちで見かける季節となってきました。ということは、2011年の実店舗OPEN時から継続中の恒例の企画、「Mellow なクリスマス・ソング」のシーズン到来ということになりますが、次回あたりから回数限定で記事をUPしていく予定です。現在思案中ですので、もうしばらくお待ちください。

例年このシーズンはクリスマス・ソングの連続投稿になってしまうので、その前にしばらくUPしていなかった Adult Contemporary な作品をご紹介している「AC Tunes」シリーズの更新です。

Brian Culbertson は米国はイリノイ州出身の現在44歳になる、いわゆる「Smooth Jazz」と呼ばれるカテゴリーにおいて、とても人気のあるキーボーディストとして知られています。父親もミュージシャンでトランペッターだった背景から、幼少の頃よりピアノだけでなくトロンボーン・ドラムス・ベース等の楽器に触れ、後に黒人音楽である「Jazz/R&B/Funk」に傾倒し、白人でありながらもそれはそれは「Mellow & Funky」な鍵盤演奏スタイルなのが特徴のアーティストです。唯一やらないのが「VOCAL」くらいのもので、昨年逝去した「PRINCE」同様に、大変器用なマルチ・ミュージシャンのブライアンです。

PCモードで閲覧されていれば、右側のウィジェット部に貼り付けてますが、ゲスト・ヴォーカリストに「Will Downing」(ウィル・ダウニング) を迎え、2005年に彼がリリースした Super Mellow な作品「It’ On Tonight」は、言ってみれば本ブログのテーマ曲のような位置付けといって構いません。プレイ・スタイルはとびきり「メロウ」で「エモーショナル」で「スムーズ」で、そして黒人ミュージシャンの面々が腰を抜かす程に本領発揮のFUNKチューンといい、本当に引き出しの多い才能溢れるアーティストだと思います。
そんなブライアンが、キャリア初期の1997年にリリースしたアルバム「Secrets」から、彼の創り出すサウンドの特徴がよく表れている、『You’ll Never Find』をご紹介します。

 


Brian Culbertson – “You’ll Never Find”
(album: Secrets – 1997)

 

ブライアンのサウンドが肌に合うと感じた方は、よろしければ過去記事もご覧ください。また、来年早々2/14「Valentine’s Day」に New Album 『Colors of Love』のリリースが予定されています。乞うご期待。

 

 

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