10月に入り、これまで以上に朝夕一気に冷えこむようになってきました。
こうなると風邪を引きやすい時期ですので、皆様くれぐれもご自愛ください。
つい一ヶ月前のお彼岸前の頃は、「この暑さ、いつまでつづくんだよ~」と怒り狂っていたのが嘘のように、一気に秋が加速している感のある、ここのところの気候です。なんだかいちばん長く続いて欲しい季節の「秋」が、あっという間に冬に移行してしまいそうで、気持ちがちょっと焦ってしまいそうな感じです。
さて、今日の Mellow Tunes ~ Vol.25【秋の Love Song 編 ⑧】はこちら。
Roy Ayers(ロイ・エアーズ)は米国のジャズ・ミュージシャンで、あまり多くはない「鉄琴」の一種であるヴィブラフォン(ヴァイブラフォン)の奏者で、ジャズだけでなくFUNK などのフィールドでも評価の高いアーティストです。VOCAL に関しては、ハスキーでいて艶のある声を持ち合わせ、マレット(バチ)を縦横無尽に叩きながら歌うその様子は、まさに歌って叩けるミュージシャンと表現してしまいそうなくらい、とてもエネルギッシュでカッコいい人です。今年でもう72歳になるそうなので、最近は目だった活動はしていないようですが、1984年にリリースされた当時大変な話題作となった アルバム “In the Dark” より、『I Can’t Help It』を紹介します。Vocal 同様に途中ソロで聴ける「ヴィブラフォン」の音色もぐっとセクシーで男前です。秋の夜長に Cool な鉄琴の音色も悪くないどころか、やっぱりいいですなぁ。
Roy Ayers / “I Can’t Help It” (album: “In the Dark” – 1984)
このアルバムは、全編を通して素晴らしい内容なので、ぜひ聴いてみて欲しい作品です。
※ cafe Mellows は、明日10/17(水)は定休日でお休みとなります。
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Roy Ayers
“In the Dark” (1984)