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ソメイヨシノの淡い「ピンク」も、菜の花の「キイロ」も、発色を競い合うような季節になりました。二十年来の花粉症がまだまだ続く身にとっては、嬉しくもあり、しんどい季節でもありますが。
さて、5年ほど前にも一度取り上げたことがある、敢えてカテゴライズするならば、現代では「Smooth Jazz」に分類されることになるであろう、『Pete Belasco』(ピート・ベラスコ)ですが、しばらくチェックしていなかったら、シングルが昨年10月と今年3月中に、2作リリース(配信のみ)されていましたので紹介しておこうと思います。
1997年のデビュー以来、「僅か3枚」のアルバムしかリリースしていない寡作なアーティストのピートですが、内容はどれも大変クォリティの高いメロウな作品群となっております。(詳細は過去記事もご覧ください)
Track#1 – “I Ain’t Doin It” (album: Lights On – 2012)
Track#2 – “Strong and Able” (Single – 2018)
Track#3 – “Rubber Ball” (Single – 2019)
“Quiet passion…I just love what Pete Belasco does!”- Najee
とは、1980年代から日本国内でも人気の高いサックス奏者『ナジー』によるコメント。「Quiet passion」とはさすがの表現ですね。ピート独特の、静かに、そして声を絞り出すようにソウルフルに歌うスタイルは、まさに「Super Mellow」で「One & Only」な存在です。
現代は、こういった希少価値のあるアーティストが活動しにくい時代だとは思いますが、スロウ・ペースでも構わないので、今後も変わらぬスタイルでリリースを続けてくれることを願うばかりです。
アルバム出るといいのになぁ。
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Pete Belasco
(album: Get It Together – 1997)
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Pete Belasco
(album: Deeper – 2004)
https://amzn.to/3VhyPUp
Pete Belasco
(album: Lights On – 2012)
https://amzn.to/4bORQTt
Pete Belasco
(album: Strong And Able – 2019)