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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2011 Soul 編 Part 2【Alexander O’Neal】

 

今日は定休日でしたが、午後からお店に入り、駐車場のロープ張りやら電球交換など、あれこれと雑用をしておりました。
お店を開店してからというもの、近隣にお住まいのお客様から、今までは特に陽の落ちるのが早い冬場など、夜になると周辺が暗く寂しい印象が強かった地域だったのが、カフェがオープンしてからというもの、高校生の通学路がだいぶ明るくなってよかったとの、お言葉を頂戴することが頻繁にあります。そんなこともあり、通学路の防犯灯の意味合いも含め、外回りのポーチライトを少し早い時間から点灯することにしました。
とはいえ、電力事情もそうですが電気代やエコ等も考慮せねばならないので、外回りの変更できる部分については、思い切って全てLED電球に代えてみました。これにより、夜通しというわけにはいきませんが、帰宅時の高校生はじめウォーキングやジョギングなどで歩道を利用をする人々にとって、少しでもお役に立てればいいのですが。

さて、『Mellow なクリスマス・ソング』特集ですが、JAZZ編、あるいはボサ・ノヴァ編などいろいろと手持ちの楽曲から探してみましたが、なかなかこれといったものが見つかりません。改めて発見しましたが、ことクリスマス・ソングに関しては、ゴスペルなどのカテゴリーが存在する黒人音楽の分野が、いちばん充実しているに違いないようです。そんな理由で、今回は『Mellow なクリスマス・ソング ~ Soul 編 Part 2』ということにします。

まずは、Alexander O’Neal(アレキサンダー・オニール)の “My Gift to You”を紹介いたします。
この曲は1988年に当時 Black Music 界で最も勢いのあった本人と、最強プロデューサーコンビだったジャム&ルイスによるオリジナル作品であり、スタンダードなクリスマスソングとはちと違います。後に、僕の敬愛する山下達郎氏がアカペラでカバーをしたりしたので、知っている方も多いのではないでしょうか。20年以上経過した今でも、楽曲自体もそうですがアレンジも含め、完璧ですね。『ジャム&ルイス恐るべし』です。

ちなみに僕は、この作品のリリース当時、お気に入りだったので当時の愛車ホンダ・プレリュードの中に置いておいたら車上荒しに遭い、なぜかCDのディスクのみを盗まれたことがありました。なんでディスクだけ??? 訳のわからん困った輩がいるもんです。

 


Alexander O’Neal / “My Gift to You” (1988)

 

さてお次は、現代のR&B界きっての重鎮になりつつある、R.Kelly が2010年に出した会心の出来のアルバム”Love Letter” より、一曲目の “Love Letter” のクリスマス・リミックスVer.です。
二つとして同じ作風のアルバムが存在しないと言われる天才肌の彼ですが、若い頃のスティービー・ワンダーを意識したジャケットといい、歌い方といい、本来彼の持っている資質をいい意味で出し切ったと思える、素晴らしい正統派のSOUL、R&B の作品となっています。とはいえ、いったいこの人はいくつスタイルを持っているんだと、ほんとに不思議に思えてきます。僕の若い頃で例えれば、カテゴリーは違えども、ビリー・ジョエルなどがそんなアーティストの代表的な一人でしたが。
なんだかんだ言っても、ロナルド・アイズレーの跡を継げるのは、もはやこの人以外にはいないことでしょう。今後も期待したいところです。
 

R. Kelly / “A Love Letter Christmas” (2010)