George Michael(ジョージ・マイケル)の不朽のクリスマス・ソング『Last Christmas (ラスト・クリスマス)』のカヴァー作品を取り上げご紹介している、今年の冬の恒例企画『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』の第七夜です。
いったん「箸休め」代わりの映画の記事を挟みましたが、「Last Christmas」のカヴァーのご紹介に戻りましょう。
今回取り上げるのは、英国イングランド出身の、『Billie』こと ビリー・パイパー(Billie Piper)が、歌手デビューして間もない18年前、若干16歳で人気が絶頂期に発表した(英国内向け)シングル盤 “She Wants You” にカップリングされた、『Last Christmas』のカヴァーです。
参考までに、同シングル曲は英国だけでなく米国でも売り上げチャートTOP-10に入っていたようです。但し、米国や日本で発売されたエディションには、『B面』扱いの「Last Christmas」は含まれていなかったようです。
現在、彼女はシンガーとしての活動は休止しており、役者として活躍をしているようですが、レコーディング当時のまだあどけなさの残る印象の歌い回しには、どことなく新鮮味を感じます。
BILLIE PIPER: Last Christmas
(※イントロ前に木枯らしのSEが入っているので開始まで少しお待ちを)
こういったオリジナルの音源に忠実なアレンジも、やはり原曲の良さがしっかりと表現されていてとても好感の持てるカヴァーだと思います。そして、このカヴァーにもどこか英国人アーティスト独特のセンスが伺えるのが不思議なところです。