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寒くなってきましたね。関東地方でも、予報通り「初雪」の観測があったようです。
僕はどちらかというと、12月の生まれなので、この「冬」特有のキリッとした澄み渡る空気感が嫌いではありません。音楽ひとつ聴いてみても、四季の中でもっとも音がクリアに聴こえてくるような気がします。
冬の恒例企画「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」の第五夜は、今年の夏頃に一度ご紹介したことのある『Kirk Franklin』(カーク・フランクリン)の作品を取り上げます。
アフロ・アメリカンの宗教的な歴史と供に寄り添うように、古くから存在する、いわゆる伝統的な「ゴスペル」ミュージックに、より洗練されたアレンジが施されたサウンドや、「Hip-Hop」の要素を取り入れたスタイルである「Urban/Contemporary Gospel」というモダンで新しいフォーマットを用いた、「カーク・フランクリン」独自のアプローチによって産み出された作品群に対して、各方面から称賛の声が止むことがありません。(詳しくは過去記事「Mellow Tunes ~ Vol.232」をご参照ください)
「Kirk Franklin」が「Kirk Franklin & The Family」名義でリリースしたクリスマス・アルバム『Christmas』から、『There’s No Christmas Without You』のご紹介です。大所帯のゴスペル・クワイア「The Family」の分厚いコーラスに、心が動かされぬ人はいないことでしょう。本当に心底聴き惚れてしまいます。
Kirk Franklin & The Family – “There’s No Christmas Without You”
(album: Christmas – 1995)