いつもご訪問ありがとうございます。
自然界をぐるっと見まわしてみると、「冬色」がどんどん「秋色」を押しのけてやってくるのがよくわかります。
さて、今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」も第四夜となりました。
今回は現代JAZZの世界で、カテゴリーを超越し多くの異分野のアーティストとコラボレーションを続けている、トランペッターの「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がゲスト・ヴォーカルにR&B界の実力派である「Eric Benét」(エリック・ベネイ)をフィーチャしたオリジナル作品のご紹介です。
「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がリリースした Holiday Album「December」に収録された『I Really Don’t Want Much For Christmas』は、2002年にリリースのアルバムの初版には収録されておらず、ジャケット写真違いの2006年に再リリースされた version に収録されている作品です。
Chris Botti / “I Really Don’t Want Much for Christmas” ft. Eric Benét
(album: December [Deluxe Ver.] – 2006)
ソング・ライティングは「Richard Rudolph」(リチャード・ルドルフ)という音楽家・プロデューサーで、日本国内の Jazz と Fusion がかつて「クロス・オーヴァー」などと呼ばれていた1970-80年代に、最先端のサウンドで聴く者を圧倒したあの「笠井紀美子」さんのご主人としても知られている方です。「笠井紀美子」さんといえば、当時としては米国の超一流スタジオ・ミュージシャンとともにレコーディングを普通に行っていたくらい、他の国内アーティストよりずっと先を独走していたような印象が強いアーティストでした。あっと言う間に引退してしまったのが、今でも残念です。そういえばまだ一度も彼女の記事を書いてなかったので、また別の機会に取り上げてみようかと考えています。
クリス・ボッティに関しては、過去記事でいろいろ取り上げていますので、よろしければご覧ください。