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珈琲をどこでいただくか、それが大事

 

お正月明けにいきなり訪れた三連休も、ようやく終わりましたね。
車のエンジン掛けたと思ったら、また切ってという感じで、なんだかうまく仕事の波に乗れていない方も、多いのではないでしょうか。

さてカフェ・メロウズもこの三連休中に、嬉しい誤算がありました。といっても、一日にお客様が行列を作ったとかそんな夢みたいなことではなくて、連休最終日にご来店いただいたお客様が、お一人を除いてすべてご新規様だったことです。開店以来ごひいきにしてくださる常連のお客様に、ずいぶんと支えられながらやってきておりますが、今日はちょっと特別でした。皆さんお帰り際に、『珈琲、本当に美味しかったです』とか『また来ます』と、ほぼすべての方から仰っていただけました。本当にありがたい思いで一杯でした。

 

必要な器具類はクーラーBOXに

ところで皆さんは、「最高の一杯の珈琲」を楽しむとしたら、どんなシチュエーションを選択するのでしょう?お気に入りのカフェの席やテラスとかでしょうか。
僕の場合は、豆の高級さだとかそんなことより、なにより『ロケーション』を大切にしたいと常々考えてきました。
車が運転できるようになった学生時代からの習慣で、ひとりでふらっとドライブや旅に出かける時は、常に車内に珈琲を淹れる道具一式と折りたたみチェアを備 えていました。この写真は、記録によると5年ほど前の晩秋に出掛けた戸隠山の足元にひっそりと佇む「鏡池」を源流とした沢に降り、湧き水のごとく冷たく清 らかな天然水を汲んで、持参した珈琲を淹れる器具(キャンプ用の小型ガスコンロ、パーコレーター、ドリップポット、ドリッパー等々)と、アウトドア用のお気に入りのチェアで、目の前に広がる素晴らしい景色の中で「最高の一杯の珈琲」をいただいたときのものです。

 

沢の源流「鏡池」と戸隠連山 もちろんこちらでも頂きました 
緑の濃い時期の「鏡池」

気に入った景色が見つかったら、目の前に車を停めて、ワゴン車ならではの、リアゲートを開いて腰掛けて、好きな音楽かけて、お湯を沸かして一杯の珈琲を淹れるその行為は、なにものにも変えられない贅沢です。ちょっとくらいの雨とかでも、リアゲートのおかげでへっちゃらなんです。
皆さんも、自分だけあるいは誰か大切な人との、こんな珈琲タイムの楽しみ方をそれぞれに見つけられてはいかがでしょうか。自分だけが手に入れたその時間と空間には、カフェ・メロウズも僕の淹れた珈琲も、さすがにかなうわけがないのは言うまでもないことですし、それにちょっとだけ、人生が豊かになるような気がするものです。
道具・器具類などどんなものが必要か、気になる方はお店で遠慮なくお尋ねください。皆さんの最高の一杯のためになるなら、いつでも喜んでご相談に乗りますよ。

念願のカフェを開業して、その最大の贅沢を楽しむ時間を失ってしまったのが、ちと痛いマスターでした。(笑)

 

さてさて明日1/10(火)は、振り替え休日でお店はお休みとなります。お間違えのないよう、お願いいたします。