Category Archives: CAFE について

【重要】 cafe Mellows 店舗跡地に関するお問合せについて

前半後半にうまく分かれた今年のGWも、いよいよ終盤になりました。
遠くへお出かけになった方、家でゆっくりと過ごされた方、そして期間中ずっとお仕事だった方も、皆さんお疲れ様です。

連休と言うこともあり、OPENして間もない「つくばイオンモール」にお出かけになった際に、学園西大通り沿いのメロウズ店舗跡地の前をたまたま通りかかった方々からの問合せが、いくつか僕のほうに寄せられております。

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ここ数ヶ月はしばらく様子を見ることがなかったので、状況が飲み込めないのでちょっと現地の様子を伺ってきました。皆さんからのご報告にもあったように、「トレーラーハウス」ではなく「コンテナ」らしきものが現在数台設置されているようです。
どんな方がその場所でどんなビジネスを始めるのかは、土地の管理会社と借り手である事業者しか初期の段階では分からないものです。それに関して他人がとやかく言うものではないと考えますが、あくまでも現行の法律や規制の範囲内で行政側とうまく調和を取りながら進めて頂きたいものです。

ただひとつ誤解のないように申し上げておかねばならないのは、『当方とは一切無関係』だということです。Mellows が「また再OPENするのでは?」とか「別の形態の事業を始めるのでは?」などというのは、まったく根拠のない話にすぎません。少なくとも僕はそんな簡単な気持ちでカフェを始め、終わりにしたつもりは毛頭ありません。

ただお問合せが既に数件寄せられており、誤った情報でかつてのお客様方が混乱することのないよう、あらかじめ広く皆さんにお伝えしておかねばならないと思い、敢えて記事として取り上げさせていただいた次第です。
その旨、何卒ご了承ください。

 

 

【ご報告】新たな Mission ~ 「メロウズ号」のその後

まったく古い話でもないのに、あの日のことがなんだか少し遠い日の出来事のように感じるのはなぜなんでしょうか。

 

綺麗な満月に見送られ

綺麗な満月に見送られ旅立ちました

 

cafe Mellows (カフェ・メロウズ)を大変可愛がってくださっていた多くのお客様もご存知のように、昨年の暮れも押し迫った12月のとある満月の美しい夜に、開店以来それまで僕や沢山のお客様を支えてくれたトレーラーハウスの『メロウズ号』が、次の大切なミッション(お役目)を果たすために、東日本大震災で被災した宮城県・東松島市に向けて静かに旅立ったのでした。(詳しくは当日の記事をご覧ください)

 

その後の「メロウズ号」は

そしてその後の「メロウズ号」は

 

あの時点ではまだ皆さんにお伝えするには時期尚早との僕自身の判断から、『その後のメロウズ号』については、これまで堅く口を閉ざしてきました。あれだけ多くのお客様から愛された「店舗」であり、また同時に僕の大切な「相棒」でもありましたので、そのことを考慮するとしばしの「時間」が必要だっだからです。そんなわけで一定の時間も経過しましたので、そろそろ「彼」(僕にとってはなんだか男を感じるパートナーでしたので、敢えてそう表現させてください)の新たなミッションをご紹介したいと思います。

東日本大震災によって主に太平洋に面した東北地方が甚大な被害を受け、そしてその復興に向けて自治体・NPO法人・民間を問わず、本当に多くの心ある方々が、こつこつと地道な努力を重ねており、また被災された住民の方々におかれましては、まだ心の整理もつかないような状況の中で、ようやく二年の月日が経過しようとしています。
「メロウズ号」の製造メーカーでもあるカンバーランド社による仲介で、この度「彼」の次のオーナーとなったのは、東松島市で『Smile Dining (スマイル・ダイニング)』という名の、お弁当の宅配業を震災後間もない時期からずっと続けてきた、阿部さん(男性)と二宮さん(女性)という地元出身の同級生のお二人です。
お二人のことについては、今回の出店にあたり全面的に「ヒト・モノ」などをはじめ強力なサポートにあたっていらっしゃるNPO法人のスタッフでもある照屋さんが立ち上げた『Smile Dining ~ 出店応援 HP』にご紹介がありますので、以下抜粋して転載させていただきました。

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スマイル・ダイニングが、来春のオープンに向けて動き始めました

震災後の東松島市「鳴瀬武道館避難所」で避難生活をしていた阿部さん二宮さんが、避難所の中に居た頃から始めた宅配のお弁当「スマイル・ダイニング」は、来春3月の開店を目指して動き始めました。

武道館の避難所からボランティア拠点に毎朝通い、僕たちボランティアを含めた多くのお弁当をつくり、夜はまた武道館の避難所に帰って休む、そんな始まりだったスマイルダイニング。現在は知人の店の厨房を間借りして、お弁当つくりを続けています。

スマイルダイニングは、トレーラーハウスを購入して店舗に使用します。経営する二人は壊滅的な状態の東名地区に住んでいた方々なので、数年後に高台移転地が整備された時に、自分の町に戻れるようにしたいとトレーラーハウスを選んだのです。

トレーラーハウスは中古を購入する事が決まりました。しかし厨房として隣に建てるプレハブやウッドデッキは、費用を抑えるため自分たちで造る事になります。今後はスマイルダイニングの開店までの進捗も含めて、このHPで公開してゆく予定です。

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詳細については、僕があれこれ説明するよりも、『Smile Dining ~ 出店応援 HP』 内の【Blog「店舗ができるまで】をぜひぜひご覧になっていただければと思います。これからお二人の大切な「相棒」となる「彼」がかの地に到着して以来、沢山のサポーターの皆さんと夢の店舗を少しずつ創りあげていくその過程を拝見することができます。
トレーラーハウスには不可欠なウッドデッキ、そして「ダイニング」としてこれまで以上に美味しい食事を提供するための調理小屋の併設など、支援してくださる皆さんがいつも笑顔(smile)満載でお手伝いしている様子を拝見するにつけ、僕自身にも「このお二人に譲ってよかった」との思いが強く湧き上がってきます。
場所やその背景やストーリーは違えども、「みんなが笑顔で溢れる心安らぐ空間を提供したい」との想いは、僕が Mellows を始めた大きな原動力となりましたが、こちらのお二人は更にそれ以上の強い思いや想いを背負ってお店を始めようとしているわけです。先日二宮さんから頂いたメールにこうありました。

 

カフェスタイルから飲食へ
かわってしまいますが
コーヒーに想いをこめて
提供するように
私も
料理に想いを込めて
提供していきたいと想って
います。
みんなを笑顔に
笑顔で繋げていきたいとおもって
います。

 

素直に「素敵だな」って思いました。男のくせに「メロウズ号」はいいところに嫁がせてもらいました。
カフェであれどんな形態の飲食店であれ、そこに集まって来る皆さんにとって「癒し」であったり「明日への活力」などの源となるような、「なんだかほっこりと温かい存在」であり続けるることが、いちばん大切なこと。あれだけの辛く大変な経験をされた地元の皆さんが、そこに集い笑顔で溢れんばかりの空間が生まれる。それだけで、充分じゃないですか。
たとえスタイルが変わったとしても、これからお二人が創りあげていく夢や希望のカタチを、かつて “cafe Mellows” というお店を可愛がっていただいたお客様たちは、絶対に心より応援してくださるに違いありません。限られた短い時間ではありましたが、そんな暖かく心あるお客様に恵まれたということだけは、僕やメロウズにとって揺ぎない自信・誇りとして、これまでもそしてこれからもずっとずっと胸にあり続けます。だから、きっとそちらでも沢山のお客様を Happy な気分にさせてくれ、みんなから愛される存在に必ずやなってくれるはずです。というより、もうすでになってますね。心配ご無用です。

僕も近い内に、必ず訪問させていただくつもりです。それまでは、少し離れた場所から熱いエールを、お二人と支援者の皆さんとかつての「メロウズ号」に送り続けたいと思います。

現在、『Smile Diningさんでは、応援HP内で『応援バンダナ』の購入申込を受け付けております。バンダナの売上から経費を除いた分を、店舗のウッドデッキや調理小屋の製作に掛かった費用に充てることになっています。ご趣旨にご賛同いただける方は、どうかひとつご支援の程よろしくお願い申し上げます。

『夢をカタチに』 そして 『想いをつなげていく』

それはとっても大切なことだと、僕は今でもそう思って生きています。

皆さんも今後の『Smile Dining』さんのゆくえを、どうか温かく見守ってください。

 

Smile Dining 応援HP・ブログはこちらへ!

Smile Dining
応援HP & ブログはこちらへ!

 
 

お知らせ:⇒「Smile Dining」さんのHPが開設されました

 

 

【御礼】 今年一年、たいへんお世話になりました

数日前に、閉店するまで苦楽を共にしてきたカフェの「相棒」を被災地に向けて送り出し、そしてお借りしていた土地の年内一杯での原状復帰を、ほどなく終えたところです。開業準備から数えると、約二年間に及んだ僕のチャレンジも、これをもちまして事業としてもひとまず終焉を迎えました。
振り返ってみれば、事業立上げ後の一年半の間、個人的にはまったくお休みを取る余裕もなく、とにかく無我夢中で走り続けた、有意義な時間を過ごすこととなりました。

店舗の営業期間中にご来店いただいたお客様はもちろんのこと、閉店後も色々と気に掛けてお店まで足を運んでくださった方がいらっしゃったり、あるいはメールやコメントをくださったりと、『cafe Mellows』 というお店は、本当に沢山の皆様から支えられていたことを、閉店後にしみじみと感じることがしばしばございました。もちろんそれは、開業と閉店にあたりご協力いただいた多くの関連業者さんの方々も含めて、皆さんお一人おひとりに出逢えた奇跡に、本当にありがたい思いで一杯です。『一期一会』という言葉の意味を、しみじみと受け止めているような心境の日々を、最近は過ごしているところです。

とはいえ、僕自身の今後の身の振り方も、早々に決めなければいけませんので、今後のブログUPの頻度も状況次第ではスロウになってくることが容易に予想されます。その旨、どうかご理解くださいますようお願い申し上げます。

あと数日で2012年も暮れようとしています。今年一年間に皆様より頂戴した温かいお言葉やメッセージに、心より感謝申し上げると共に、2013年という新しい年が皆様にとって「穏かな一年」となるよう、陰ながらお祈りしております。

 

small Peaceful Life Logo

“for a Peaceful Life with you”
かけがえのないあなたと過ごす、穏かな暮らしのために

震災で大切な人を失ってしまった数々の報道を見た際にふと思いついた、「そんな存在のカフェになれたら」との意味合いのフレーズを、ロゴにしたためたのでした。きっと想いは届くことでしょう。

 

皆様、どうかよいお年をお迎えください。

 

cafe Mellows (カフェ・メロウズ)
店主

 

 

新たなる旅立ち ~ 被災地へ

今日も本当に寒い一日でしたね。日中は風も強く、体感温度は気温以下だったのは間違いなかったことでしょう。

さて、ごく一部の関係者の皆さんにしかお知らせしておりませんでしたが、開業以来僕の大事な「相棒」として沢山のお客様をお迎えしてくれたトレーラー・ハウスの『メロウズ号』(お客様が列車になぞらえてよくそうおっしゃってました)ですが、本日の夜遅くに、次の大切なお役目を果たすために、昨年の震災で大きな打撃を受けて只今復興の真っ只中にある被災地の一つ、宮城県の東松島市に向けて新たに旅立ちました。

雲ひとつない青空

雲ひとつない青空

夕暮れ

夕暮れを待ち

明るい満月に見送られ

明るい満月に見送られ

被災地に向け旅立ちました

被災地に向け旅立ちました

現段階では、まだ詳しいご案内は差し控えておきますが、いずれ時期が来たら、皆さんには今後の「彼」のお役目をお伝えできることと思います。それまでは、あれこれと自由に想像をめぐらせていてください。
僕が果たせなかった分まで、「彼」は新たな役目としての、被災地の傷ついた人々の辛い思いや悲しい思いを、必ずや癒すことのできる場所や空間となって、そこに集う人々に「smile (笑顔)」をもたらしてくれることでしょう。
奇遇にも震災の年に産まれ出でたキミだからこそ、やれることがあるはず。もしかしたら、運命だったのかもしれないね。必ず会いに行くから。頑張ってくれよ。そして今日まで、僕はもちろん沢山のお客さんを支えてくれて、ありがとう。

最後になりましたが、長野から駆けつけすぐに東北に向かったカンバーランド社の輸送チームの皆さん、ひたち野うしくガーデンの若社長のケンちゃん、皆さんのおかげで無事に搬出できました。ありがとうございました。そして、大通りへ搬出中、ご帰宅時のドライバーの皆様にはしばしご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありませんでした。また、行く末を気に掛けていただき、わざわざお寒い中足を運んでいただいた皆さん、メールやコメントをくださった皆さん、最後まで見送っていただき、本当にありがとうございました。

いろんな思い出が頭の中で交錯し、今日は僕もこれが精一杯ですが、「メロウズ号」と輸送スタッフの道中の安全を祈りつつ、「馬のはなむけ」として大好きなビル・エヴァンスのこの一曲を捧げたいと思います。どうか、気をつけて。

 


Bill Evans Trio / “I Will Say Goodbye” (album: I Will Say Goodbye – 1980)

 

 

 

そろそろお別れ

「クリスマス寒波」だとかいって、寒さの勢いが日増しに強まってきているようです。
ただでも多忙を極めるこの師走ですが、皆様くれぐれもお身体ご自愛下さい。

さて、先月25日に閉店してから、クリスマスの今日でちょうど一ヶ月が経過しました。
その後はひとりで少しずつ、事務処理などと平行しながら店の内外を片付けてきました。

 

 

暮れも押し迫ってきましたが、そろそろ僕も、大切な「相棒」とお別れをしなければいけない時期となりました。
こいつがいなければ、夢の実現はありえませんでした。本当に大切な大切な「相棒」でした。
短い期間ではあったものの、何かのご縁があったこの地で、沢山の訪れたお客さんたちをあっと驚かせ、そしていつのまにかそっと包み込んでしまうような「優しい時間」を提供し続けてくれた、それは大した相棒でした。今でも、たくさんの方々から Mellows は「優しい時間」「幸せな時間」を過ごすことができた大切な空間でした、とのメールやコメントを頂戴しています。そんなふうに言ってもらえるのも、こいつがいてくれたからこそ。ありがたいことです。

僕やみんなも寂しくなるけれど、次はもっともっと大きな仕事が待っているよ。でも、きっとキミなら大丈夫。必ず期待に応えてくれることでしょう。

 

すっきりとした店内

すっきりとした店内

ガランとした感じです

ガランとした感じです

もみじの木たちは 「植木屋ケンちゃん」の協力でいったん移植されます

もみじの木たちは「植木屋ケンちゃん」の協力でいったん移植されます

こちらは大人気だった、コーナー席横のもみじ

こちらは大人気だった、コーナー席横のもみじ

 

Mellows を大切に想ってくださる多くのお客様より、『どうなってるの…』といったお問い合わせがあまりに多いので、現状のご報告に代えさせていただきます。

詳細は、また次の機会に。

 

【お知らせ】 cafe Mellows ~ Master’s Blog 【ANNEX】 始まります

当ブログに毎日のようにお越しいただいている皆さん、月も替わりいよいよ「師走」に入り、いかがお過ごしでしょうか。「暑く長かった夏」そして「急に訪れた冬」といった印象の2012年ですが、あっという間に過ぎてゆこうとしています。

さて、“cafe Mellows” 実店舗の閉店に伴い、存続が危ぶまれた店主のブログですが、本当に多くの実店舗にお越しいただいていたお客様をはじめ、ブログだけをご覧いただいている読者の皆さんからの、『ブログだけはなくさないで!』といった熱いご声援のおかげで、恥ずかしながら今後も存続させることにいたしました。

 

一時は大幅なデザインや内容変更も考えたのですが、これも自分の歴史の一部でもあり、そこにありがたく通っていただいたお客様の思い出なども存在しているので、敢えて『マイナー・チェンジ』を施すだけに留め、ブログ・タイトルを cafe Mellows ~ Master’s Blog【ANNEX】といたしました。『ANNEX』というのは日本語で「別館」とかの意味でよく使われますが、現在はカフェとしての営業実態がないので、そのような表現を採ることにいたしました。また、カフェの常連さんでもありました写真家の先生のフォトギャラリー・ブログのタイトルでも使われている『ANNEX』が、ふさわしいと感じましたので、こちらでも採用させていただきました。

今後は Web 空間での営業と相成りますが、これまで同じように『いいなぁ』と思い、感じるトピックスや、音楽の紹介を中心に記事を書いていく予定です。ですので、再三申し上げている通り、もう皆さんに珈琲を直接淹れてあげるわけにもいかないので、どうかご自分で「美味しい一杯」をご用意の上、PCやスマホでお楽しみいただけたらと思います。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

 

(Web) マスター

 

大切なもの

先週末で最後の営業を終えて、もう四日が過ぎようとしています。
当ブログに続々と投稿されるコメントを拝見するにつけ、常連のお客様だけでなく未来のお客様までもが、僕のお店のことを大切に愛おしく思ってくださっていたのが、痛いほどよくわかりました。本当に嬉しいかぎりです。そういえば、閉店にあたりお花・鉢植え・お土産等々、沢山のお品を頂戴してしまい、この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

閉店のご案内をして以来、実店舗にご来店いただいたほぼすべてのお客様から、「ブログだけでも残してください」との、たいへんありがたいお言葉を、連日頂戴いたしました。お店の後処理の進み具合の状況をみて、徐々にやっていきますので、ときおりチェックしていてください。

なんだかぽっかりと大きな穴が胸の辺りに開いてしまったような気分ですが、すこしずつお店の内外の片づけをやっています。
お店の中にあった「大切なもの」、そしてお店の外にあった「大切なもの」。レコ・ジャケはフレームを、昨日外した看板は裏表を綺麗に拭いてあげました。看板を乾かす際に、何も意識せず無造作にちょっと置いてみたら、その二つがいつのまにか仲良く納まっているじゃありませんか。

 

過去記事でも何度か触れましたけど、18歳の時に出逢った “My Foolish Heart” が収録されたこのレコード(アルバム)は、僕のそしてお店の宝物。この作品に出逢ってなければ、間違いなく cafe Mellows はこの世に存在しなかったといえます。そのくらい大切なもの。

どちらも大事に、家に連れて帰らなきゃ。

 


Bill Evans Trio / “My Foolish Heart” (album: “Waltz For Debby” – 1961)

季節が一気に冬へと舵を切ったようです。
皆様くれぐれも、ご自愛ください。

 

 

 

【閉店のお知らせ】 ありがとうございました

いつもカフェ・メロウズをご利用いただきまして、ありがとうございます。

すでにご案内の通り、当店は本日の営業をもちまして、閉店することとなりました。

これまでのご愛顧に、心より感謝申し上げます。

先週のイベントの際も、今週末の三連休も、沢山のお客様にご来店いただき、

本当にありがとうございました。

それから、僕のこんな「生き方」に理解を示してくれた家族みんなに、感謝いたします。

ありがとう。

 

みなさんに出逢えた奇跡に、心より感謝いたします

 

“cafe Mellows” は CLOSE いたしますが、いつも皆さんの心のどこかで生き続けていられたら、うれしいのですが。

しばらくの間、当ブログ内(Web 空間)で営業を続けさせていただく予定です。(笑)

いつかまたお逢いできる日が来るまで、どうか皆さんお元気で。

 

マスター 増田雅昭

 


The Carpenters / (They Long to Be) Close to You (1970)

 

Mellows の最後のお客様となった、写真家のオダギ先生が、ようやく紅く染まりライトアップされたシンボルツリーの「もみじ」を、素敵に切り撮ってくださいました。ぜひ、ご覧ください。
→ フォトギャラリー・ブログ【NEXT HORIZON・Shu Land Annex】
先生、ありがとうございました。

 

 

 

『優しい時間』

 

お店が閉店することもあって、沢山のお客様にご来店いただき、懐かしくお元気そうなお顔を拝見するにつけ、なんだか自分のしてきたことの影響をジワリと感じる、ここ数日です。

そんな中、今年の3月に僕が被災地での珈琲ボランティアのサポートに出向いた際に、今後の活動費をご寄付いただいたお客様も久しぶりにご来店いただきました。震災直後より活動を 継続している、被災地でのボランティア・カフェ『スマイル』さんですが、マスターは現在も毎月定期的に現地に赴かれて、仮設住宅脇のスペースで、変わらず珈琲を無料でサービスしていらっしゃいます。当店の大切なお客様よりお預かりしたご寄 付については、珈琲豆の購入等に大切に遣わせていただいておりますのでご安心ください。この場をお借りして、店主より代わってお礼を申し上げます。僕もお店の方が一段落したら、いずれまたご一緒させていただければと思っています。

さあ、泣いても笑っても、いよいよ明日で cafe Mellows の営業も終了となります。
寂しさも、その他諸々の感情がない交ぜになり、うまく心境を言葉にすることができません。

ところで皆さんは、今から7~8年前に民放で放映された「倉本聰」さん脚本の連ドラ『優しい時間』をご覧になったことがあるでしょうか。
「北の国から」「風のガーデン」と並んで、いわゆる「富良野三部作」と呼ばれる作品群のひとつですね。主演の「寺尾聡」が演じる主人公「涌井勇吉」が、亡くなった奥さん(大竹しのぶ)の故郷の北海道・富良野の森の中で営む喫茶店「森の時計」で、日々起こる出来事と「嵐の二ノ宮クン」演じる息子との親子関係の修復の過程を軸に、毎回ストーリーが展開されていくといった、とっても心が温まる素敵な作品でした。
このドラマのマスター役であった寺尾聡は、ほんとに不器用で、えらく頑固者で、でもひたすらに優しい人物像を、素敵に演じていました。僕にとっては、ある意味憧れの父親像でもあり、目指すべき喫茶店のマスター像でもありました。

 

 

ドラマのシナリオのようなストーリーではなくとも、この場所で皆さんと共有できた穏やかで『優しい時間』は、メロウズにとっても僕にとっても、宝物のような時間でした。できることなら、もっともっと一日でも長くそうしていたかったのですが、ものごとには始まりがあれば、終わりがあるもの。勝手を言って申し訳ありませんが、どうかご容赦ください。

このドラマで使われた主題歌は、平原綾香が歌う『明日』でした。
今まさに営業を終えようとしているお店と僕の立場を代弁してくれているようで、なんだかやけに詞が心に染みてきます。
この曲で、“cafe Mellows” をこれまで可愛がってくださった皆さんに、『心からのありがとう』をお伝えできればと思っています。

 

【明日】  歌:平原綾香 / 詞:松井五郎 / 曲:アンドレ・ギャニオン

ずっとそばにいると あんなに言ったのに
今はひとり見てる夜空 はかない約束

きっとこの街なら どこかですれちがう
そんなときは笑いながら 逢えたらいいのに

もう泣かない もう負けない
想い出を越えられる 明日があるから

そっと閉じた本に 続きがあるなら
まだなんにも書かれてない ページがあるだけ

もう泣かない もう逃げない
なつかしい夢だって 終わりじゃないもの

あの星屑 あの輝き
手を伸ばしていま 心にしまおう
明日は新しい わたしがはじまる

 

夢の続きの『第二章』があるのなら、またいつかどこかで、再会できたらうれしいです。
それまで皆さん、どうかお元気で。

ありがとうございました。

 

カフェ・メロウズ 店主

 

※ cafe Mellows の営業は、明日11/25(日)で終了となります。