文字のチカラ

なんだか「それなりの言い訳」を探している自分自身のことがちょっと気に入らないのですが、店舗予定地の現場の方に動きがあったりで何かと慌しく、しばらくブログの更新ができませんでした。反省・反省。

昨日から続いて、新聞の広告に万年筆をはじめ筆記具のトップブランド「PILOT」社の、心に響く広告が掲載されているので、紹介させていただきます。昨日はデザイナーやイラストレーター・評論家などとして活躍している和田誠さんで、今日はあの Suica のペンギンのイラストで有名な坂崎千春さんの回。

 

 

僕のブログもそうですが、人は誰しも思いや考えを『文字』にすることで、自分を励ましているのだと、同感します。世界中の人に向けて、今自分が何をし考えているかを、いとも簡単に伝達できてしまうほど、小さい頃に読んだまるで SF のような現実が今自分の足元に広がっています。
僕の私的な見解では、キーボードを使っての作業であっても「個性」が埋没するということはないと思いますが、「イラストも同時に」となってくると、これはまた別の話ですね。PILOTさんはいいところに着眼されていますね。

良くも悪くも、こんな雑多なブログでさえ、たとえ内容がお粗末であろうと、自分なりに一生懸命生きた証であるとか足跡として何かが残るのは、悪いことではないと思います。僕は偉人でもなんでもないので、まあそんな大げさなことではないんですが。(笑)

そんな PILOT さんの、なんともほっこりと心温まると同時に心を打つ素敵な「企業広告」のサイトをぜひ訪問してみてください。
『万年筆は、メールやブログに賛成です。』といった広告には、同社の懐の深さを感じざるを得ません。「どうしても想いを伝えたいときは手書きの方がいいですよ」と。さすがだなと、うなってしまいます。

高校でなくて中学に入学したときだったと思いますが、すでに他界した父親からPILOT 万年筆をもらったことを今思い出しました。なんだか、ちょっと大人になれたみたいで嬉しかったのを覚えています。「インクで書いた文字は消しゴムで消せないように、これからは自分のやることに責任が出てくるんだぞ。頑張れ。」みたいなことを言われたかすかな記憶が残っています。

ちゃんとした大人になれてるのかな...

「万年筆」買いに行きますか。