年の瀬

なんだかあっという間に過ぎていった感のある、2010年だった。
まずは会社に対して辞意を表明し、20年以上自分なりに暖めてきた、まったく異分野での独立を目指すプランを、いよいよ段階的に実行する年にしようと心に決めたのが、去年の今頃だったような記憶がある。システム手帳をめくるとそう記されているのでまちがいないだろう。

 

ちょうど日本中がサッカー日本代表の予想を覆す大活躍に沸いたワールドカップ南アフリカ大会の期間中にあたる時期とようやくやってきた感のある晩秋の季節にも、今後の自分の計画に関する相談や、参考となる店舗を現地でリサーチしたりと、長野県内の知人の皆さんや貴重なアドバイスを惜しまなかった関係者の方々には、本当にずいぶんとお世話になりました。このブログを見ているかどうかは別として、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
皆さんのご協力のおかげをもちまして、いまのところ段階的にではありますが、計画通り推移しております。
細かいことについては、実際に退職してからのことになりますが、いまのところ順調です。
今日は、嫁さんの実家に家族みんなで暮れのご挨拶に伺いました。ついでに、来月一杯で会社を辞めること、それから僕の今後の計画を、義理の父母になるべく多くの時間を割いて説明をしました。
ほんとに嬉しかったのは、ことの次第に驚いた以上に、「やりたいことをやったほうがいい」「応援してるよ」と言ってくれたことでした。正直、「成功するかどうなるかわからんことに手を出すような人間に、ウチの娘を嫁にやった覚えはない」とか言われちゃうのかなぁ、なんてちょっと心配してたもので。
昔は酒豪で鳴らした義父の酒量も、今年で80という齢とともに減りつつあるようで、またここのところ少々耳が遠くなりつつある義母の様子を伺うにつれ、ますますへたに失敗して迷惑を掛けるようなことがあってはならないと、気を引き締める。
伊勢神宮で購入してきたありがたいお守りを二人に渡し、皆で帰路に着く。