関東地方は穏かな陽気の大晦日となりました。
お正月も冬晴れの予報で、初日の出も見られそうとのことで何よりです。
さて、個人的にはとても慌しい一年となりましたが、なんとかこうにかやってきました。
ブログ読者の皆様におかれましては、今年は有意義な一年となりましたでしょうか?
今日を除いて年末年始もずっと仕事なので、書斎スペース周りだけごまかし程度にささっと掃除をしました。掃除を終えて、この一年間にあった出来事などを、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を聴きながら、手帳やGoogleカレンダーをチェックしては回想しています。ほんとに色々とあった一年でした。
キースのこの作品におけるピアノ・ソロの音色は、録音当時が1975年の真冬の欧州なだけに、本当に凛とした張りつめたピュアでクリアな音で、旋律の美しさも相まって心が浄化されていくような気さえします。(作品詳細については過去記事をどうぞ)
Keith Jarrett / “The Köln Concert” – Part I (1975)
Mellows店内でよく流していたお気に入りのアーティストによるピアノだけのコンピレーション・アルバムは、いまでもお気に入りのBGMとしてよく聴いています。当ブログ内で紹介した作品を時系列で編集した『Mellow Tunes』コンピなどもお気に入りで、この一年でもっとも聴いたアルバムでした。
今年一年、こんな勝手気ままなブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。
2013年もまもなく暮れますが、来年も引き続きいろいろと思いつくままに沢山の音楽をご紹介していけたらと思っています。皆様どうか良いお年をお迎えください。
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当ブログでも過去記事で一度取り上げましたが、日本の音楽界に多大な貢献をされた大滝詠一さんが、昨日65歳でお亡くなりになったとのこと。僕らが学生の頃、一世を風靡した「NIAGARA TRIANGLE」で共に活動した佐野元春氏が、「日本の音楽界はひとつの大きな星を失った。でもその星は空に昇って、ちょうど北極星のように僕らを照らす存在となった。」と、感動的なコメントを寄せているようです。
暮れにきて大変残念なニュースですが、大滝さんのご冥福を心よりお祈りいたします。