う~ん、なにかどこかおかしい。
何がって、日本の四季がですよ。
ちょうど半世紀生きてきて、どう考えても「異常気象」という言葉以外に、適切な表現が見つかりません。去年もそうでしたが、早くに始まりなかなか暑さの収まらない「長~い夏」が終わるやいなや、ものすごく短期間の「秋」があっという間に終焉を迎え、今度は畳みかけるように一気に「真冬」のモードへ突入という、なんだか受け入れ難い嫌な気候の傾向が、ここ数年続いているような気がしませんか?
「一年中秋でも不満はない」と思っているような僕のような人間にとっては、本来もっとも過ごしやすいはずの季節である「秋」がどんどん足早に過ぎ去ってしまうようで、とても悲しく残念な気持ちでいっぱいの、寒すぎる晩秋の今日この頃です。
「そうだ京都に行こう」と思っても、そうは簡単に行けるほど時間もお金もないので、ここはひとついつもの YouTube さんのお力を拝借して、美しい京の秋を満喫しようではありませんか。
動画ラストの「清水寺」で例年実施されている「秋の夜の特別拝観」は、僕も体験しましたが言葉にならないほどの感動でした。若い頃に見た、New York のイースト・リバーに架かるブルックリン・ブリッジのたもとから見た「マンハッタン島の夜景」と同じくらい、自分にとっては生涯もっとも美しい光景でした。
Autumn colors in kyoto
京都の紅葉はこれから12月初旬にかけてがピークですから、残り少ない秋を一人でも多くの方が楽しめるといいですね。三年前に京都を訪れたときの記事や画像などを見ていると、ふいに「お抹茶」など戴きたくなってきました。
余談ですが、ウチの庭に移植された Mellows のシンボルツリーの「六株立のヤマモミジ」も、京の都には敵いませんが、紅が美しさのピークを迎えています。