新年明けましておめでとうございます
「まずは今年の抱負を…」とでもはじめようと思っていたのですが、なんといっても今日は天皇杯の話題を無視しては終わらないので、さっそくその辺りを。
やりましたね、鹿島アントラーズ、あまり相性の良くない清水エスパルスを 2-1 で下して、通算4度目の天皇杯優勝という結果に終わりました。
前半は先取点を奪いに行く姿勢があまりに強く、ゲーム内容は素晴らしい展開ではあるんだけれど、このままでは後半スタミナが持たないのでは、と高校でサッカー部に所属する長男と心配してました。
予想は当たり、後半清水はフォーメーションを変えて小野がフリーになって、前半には機能しなかったサイドからクロスやスルーパスが入り始める展開に。まずい、かなりまずい展開だ….
守備に追われる鹿島の窮状を救ったのが、準決勝でもいぶし銀の活躍が光った「本山」でした。予定より少し早いかと思われた鹿島の10番の投入により、攻撃に溜めができボールをしっかり持って攻撃を組み立てられる展開が、あっという間に披露されることに。よく、物事が「180度変わる」という表現があるが、それはまさにこんなことでしょう。
「本山雅志」ほんとに流れを変えることのできる、日本では数少ないプレイヤーの一人です。一昨年の腎臓病の手術からのリハビリで復活したと思えば今度は足首をと、病気と怪我に悩まされても努力で桧舞台に戻ってきたベテランを、サッカーの神様はちゃんと見てましたね。セットプレーで得点のフェリペも、難しいFKを見事に決めた野沢君も、みんな素晴らしいけど、個人的MVPはまちがいなく、本山でしょう。大岩に花道をと、黒子に徹した満男や浩二やソガちゃんたちベテランも、素晴らしかった。
国立で直接見れなかったけど、自分にとっても勝負の年のはじまり。その年の元旦に、最高のプレゼントを鹿島のメンバーからいただきました。
ありがとう!そして、大岩選手、お疲れ様。