実はつい先日、我が家にようやく「無線LAN」という現代的な通信設備が導入されました。
これからの独立にあたり、あらゆる業者さんたちと頻繁に電話連絡をとる必要に迫られると思われ、いい機会なので通話料が極端に安い「ひかり電話」の導入を決めました。ひかり電話用の無線LANルーターは、スピードが最速の「11n」の規格に未だ未対応なため、市販のものをかませることにしたわけです。
すでに数年前に定年退職されて、今では第二の人生を思う存分謳歌していらっしゃる、僕のPCの師匠「Y」さんという方がおられます。その大先輩のPCおじさんから、「これからはInternetが、世の中や世界を一気に変えてしまうぞ」と諭されてから、早15年以上が経ちます。そしてその予想通りの世の中が、今では現実のものとなっています。初めてお会いした時から、「この、南極に二度も越冬隊で行った経験のあるおじさんは、他の人とはなにか違うぞ…」といつも感心しきりでしたが、やはりたいへんな先見の明があったようです。
少々ジジくさくなってしまいますが、PCやインターネットそして携帯が一般家庭で利用されるようになってから、我々の日常生活はガラリと一変してしまいました。10年も前だったら、今では普通に出回っているようなスマートフォンの出現を、いったい誰が予想したでしょうか?特にここ10年間くらいの技術の進歩は、ほんとに恐ろしいスピードで進んでおり、自分が爺さんになった頃には、もう何も使いこなせなくなっているんじゃないかと、一抹の不安がよぎりますよね。このペースだと。そのうち、国家資格「家電インストラクター」みたいな資格が生まれて、高齢化社会の中でそれがビジネスにもなりえる日が、近々来てもおかしくないような勢いを感じます。
さて、数年前から一般家庭にじわじわと入り込んできた「無線LAN」ですが、当時まだ導入は一部の家庭に限られていて、しかもかなり機器類が高価だったと記憶しています。なんと、それがいまや5,000円以下で買えるんですから、もうビックリですよ。近所の PC DEPOT で、アウトレットで放出されてたネットワーク製品では定評のある corega社の最新無線LANルータが、なんと4,970円でした。
人気の「BUFFALO」とか「NEC」のモデルではないので、えらく安かったようですが、機能的には特に何の違いもありません。ウチは早い時期からBフレッツを導入済みなので、スピードはもともとかなり速いほうですが、深夜の深い時間帯にYahooのスピード測定サイトで測定してみたら、その時間帯でなんと「1位」獲得でした。但し、メチャメチャ早いのは有線LANの方で、無線の11nでつないだノートPCの方のスピードは有線の2/3くらいに落ちてしまいます。
最近は「Galaxy S」を使う頻度が高く、これで Wi-Fi 環境もやっと整いました。もっともドコモの回線品質の場合、普通にドコモ回線使っても、あまり Wi-Fi と通信スピードにそれほど差はないような感じです。
しかし、こういった通信機器って、ちょっと古くなったらすぐお払い箱になってしまって、いったい適正価格ってあるのかなぁと、購入の度に毎度のことながら思ってしまいます。
最終的にはひかり電話ルータとの相性問題により、こちらの NEC Aterm “WarpStar” に変更