買い物のついでに、隣町の水郷公園にふらっと立ち寄ってみた。
こちらに越してきて子供たちがまだ幼かった頃は、時折家族で訪れたものでした。
もしかしたらどこかに「春らしいなにか」が落ちてないかと、たまたま持ち合わせたカメラを携えて公園内をふらついてみた。
ネイチャー・センター前の広場から見渡す霞ヶ浦は、あくまでまだ冬の風情で、今日に限っては春らしさはまったく感じられず。
公園のシンボルの釣竿を持った小僧の横顔も、冬枯れの風景の中で、どことなく淋しそうに見える。
『竹灯り』という、地元の「光の芸術作品」だそうです。鑑賞は、暗くなってからでないと意味がないので、お出かけの際はご注意を。
「なかなか釣れないね~」と傍らの飼い犬の呟きが聞こえてきそう
どこかで見た気もする名前も知らぬこの木の花のツボミと、ちょっとばかり無造作に植えられた感じの花壇にひっそりと咲いていた、秋植えと思われるパンジーやビオラにだけ、「春」がやっと見つかったかな。