お盆も終わり、いくら暑い暑いといっても、季節は徐々に秋にシフトしていくもの。
ここ二・三日、夜の遅い時間になると、耳を凝らすともうコオロギなど秋の虫の音色が聞こえてくるようになりました。
ということは、そろそろ「夏の空」と「秋の空」とが入れ替わる天空のショー、『ゆきあいの空』が見られる季節の到来です。
「ゆきあいの空」とは、ご存知の方も多いと思いますが、これからの季節だけに見られる「空」と「雲」の織り成す日本特有の天空の風景です。初めて耳にする方は、よろしければ過去記事をご参照ください。
この写真は昨年の9月に入って間もない頃、自家栽培のミントやバジルに水をあげようとした際、お店の勝手口のデッキからふと見上げた東の空に「夏の入道雲」と「秋のすじ雲・うろこ雲」がまさに「こんにちは」「さようなら」って感じで行きあっていて、とても印象的な「ゆきあいの空」の様子だったのを、スマホで慌てて撮影したものです。
そういえばこの画像、ブログではなく当時各方面からせかされて始めた「facebook」にだけ投稿したのでした。SNSについては皆さんいろんな考えがあるとは思いますが、責任を持って記事を発信したい自分には、FBはもちろんのことやったことありませんがTwitterも含め、SNSの世界はとにかくあっさりと簡潔すぎること自体がどうにも「苦痛」で不向きなことが分かったので、あっさり止めてしまいました。
まあ、それはさておき、これから秋に向かってどんどん「空」が高くなってきますからね。足元や目の前ばかり見てると、こんないいもの見逃してしまいますよ。たまには空を見上げ、自分にとって最高の「ゆきあいの空」を見つけてみてはいかがですか。